shojiki-setsuyaku-mansion55’s diary

『マンション管理の財務内容改善により、付加価値創造、セルフブランディング』がテーマです

長期修繕計画案を微調整できるようになるための礎を積み重ねる㉓【グラウト注入、傾斜壁・専有部の給排水設備】+給排水設備自主点検マニュアルⅢ

ブログを拝読頂き、ありがとうございます。

正直・節約マン(ション)小沼です。

 

◇8月の下旬です。ずっと家で仕事をしています。たまに気分転換と電気(エアコン)代の節約のために、家の近くの古石場区民センターにある図書館に行き読書したり、勉強したりします。 

 

 歩いて5分も掛からないところに、図書館はあるのですが、途中に古石場川親水公園を横切ります。 人口の川で、トンボを1匹発見。やがて もう1匹登場。追いかけっこ。夕方の太陽を浴び過ぎたのでしょうか、頭がクラクラします。

 

 涼みに図書館に避難。2時間勉強。外は夜になり暗いです。つい最近舗装し直したばかりの分厚いアスファルトから熱気が立ち込めます。暑いです。エレベーターに乗り家に着きました。

 

 南向き、最上階。温度計は33度。暑いです。27度の温度設定にし、エアコンをつけミイラ状態でごろ寝。ようやく作業する気になれる室内状態に。

 

 何て、どうでもいいことをつらつら入力。書こう書こうと思いながら2週間経過してしまいました。頭のエンジンは発動していませんが、頑張ります。

 

 もう何回目の出席になりますでしょうか? 6月上旬に錦糸町駅前にある すみだ産業会館で開催された一社 マンション大規模修繕協議会[事務所の場所は中央区大伝馬町]が主催するセミナー参加時に配布された小冊子であす。

 

 マンションの配管のこと、物理的構造を知るのに便利です。そして自分で点検できるマニュアルと銘打ってます。分量も多くありません。自身の住むマンションに興味をもってもらうきっかけには良いと思います。

 

※「素人だから分かりません」ばかりでは生きづらい世の中です。身近なことや、容易に知ることができることは、なるべくポイントを身に付けた方が無難です。

 

※修繕工事は建物の外面(そとづら)を防水したり、塗装したり、シーリング材を打ち直ししたりだけではありません。 35~50年目には給排水設備、特に配管を維持修繕工事をしなければならず、結構なお金が掛かります。

 

 この配管工事のお金のことも念頭におき、工事の内容、実施時期のことを考えましょう。

 

 管の材質が耐久性の長いものであれば、工事周期を伸ばせます。 高齢者になったとき、ボーディブロウのような重たい額の修繕積立金にならないよう、管理組合で一致団結し、乗り切りましょう!

 

文面に出てきましたね。エレベーターもありますよ、と。著者さんは周期を平気で20~40年としていますが、これをいかに中規模や段階的措置も交え、長きに渡り信頼関係を保てる専門家や工事業者の担当と上手くやり繰りしている管理組合も世の中にはあると思います。

 

 参考にしながら、修繕工事のプランを練り直し、乗り越えていきましょう!<脳みそが作動していないので、繰り返しになっております…。( ;∀;)>

 

管だけでなく、受水槽、給水ポンプ、排水桝もありますよ、と著者さんプレッシャーを掛けてきます。 でも 直結増圧給水方式のマンションが増えています。受水槽は省略できます。 

 

 給水ポンプも、管理会社に任せきりでなく、管理組合で何か良い知恵がないか相談してみましょう! 例えば『配管保全センター』さん あたりに。

勉強部屋 - 配管保全センター株式会社

 

 いつまでも管理会社にお任せコースから抜け出すには、身近なところからアプローチを。 新たな出会いがあったり、時代の流れも少しずつ変わっていくと思うので、適応できる努力をしましょう!

 

<著者さんの腰を折るような展開にて、スミマセン…。( ゚Д゚)>

 

図面は「絶対」ではない?修繕履歴との照らし合わせ→ウーン。現場経験が豊富な方が出せるコメントですね。 配管が図面記載と実物が違う…。 一部の配管だけ材質が変わっている。 新築時に工事中に変更がされたのが反映されていない…。

 

 上記を考えますと、最終的に【実地確認】されることが無難でしょう。

 

〇マンションの設計図である「竣工図」や「現地調査」で配管や継手の種類(材質)を確認しましょう。

 

・築30年以上でスタンダードな配管に硬質塩化ビニルライニング鋼管。高経年に使用されているケースが考えられる亜鉛メッキ鋼管→漏水事故が生じやすいです。

 

 比較的新しいマンションは高耐久性のステンレス鋼管のところも。<配管維持工事専門会社のセミナー参加時のエピソード。本能的な物言いされる担当者『ステンレスは80~100年長持ちしますよ』とボソッと。→工事せずに済めば、費用も浮きますね!>

 

〇仕事柄(売買仲介マンがメイン)、リノベーション工事中の部屋もよく見ます。この樹脂製 架橋ポリエチレン管、ポリブデン管のさや管ヘッダーをよく見掛けます。プラモデル作りの感覚で、サクッと脱着できそう<職人技無しに(*‘∀‘)>

 

 素晴らしいや!日本の研究心!技術開発力! もう少し緻密に分析され、管理組合寄りの考えで工事をしてくださる会社さんが増えてきますことを期待します!

 

〇工事周期を伸ばすためには、管理組合主導の「計画的なメンテナンス」をすること。→そうです。いたわりながら使っていくのは、良いことです!

 

〇見えない劣化を早期発見する「3つの点検」と記録確認。

・日常的な点検は勿論大事。プラスアルファで管理組合の財務内容改善につながる術をしっている『配管保全センター』さんに【主婦感覚の生活(節約)の知恵】も教えてもらい、身に付けていきましょう! 

 

 他のマンションでの成功事例など、色々と前向きな術を知っているはずです!

 

〇ポンプや排水桝は共用で扱う部分ですが、お部屋のキッチン、トイレ、ディスポーザー、浴室、洗面台などの諸設備も書かれていることを念頭に置いて使用することは良いことです!

 

〇あとは定期的に配管清掃専門会社さんの機器を用いた洗浄、文面では高圧洗浄も、全ての住戸で実施できるような協力体制で臨みたいところです。 塵も積もれば山となるの発想で。 こういった細かいことを怠らず、皆さんで関心を持つことができる管理組合(マンション)は長きにわたり強いと思います。<価値を維持できるという意味合いで>

 

△上記はよく目にします内容ですね。 水平と垂直が交差するところを摩耗させてしまい、そこの部分から不具合が生じてしまうイメージ図。 

 

〇管内を傷つけにくい「スルーインホース」などの専用機材で安全に汚れを落とす技術を持った優良会社さんを選ぶことが、建物を守るポイント。<大事な部分なので、写経的引用させてもらいました!>

 

 管理組合の財務内容を中長期の視点で考えてくれる専門家にも、聞いてみましょう!

 

新しいキャッチフレーズを考えました。

 

【マンションのお金、建物、設備のマネジメントを、経営者・ファイナンシャルプランナー感覚でチェックしていける管理組合は強いぞ!!】

 

 今後は事あるごとに、お経のように唱えていきます!

 

 

◇これから示す内容は、私が特に想いを込めて伝えたいことなので、ここ何回かの はてなブログに連続して掲載しますことをご理解くださいませ。

 

 売買仲介の取引において、大規模修繕工事、長期修繕計画案<案であり、あくまでプラン、決定事項ではない>のことについて、どこまで客観的且つ科学的指標で、お客様に寸評コメントができているのか? 自問自答は、つきません。

 

 想い浮かんだワードです。

 

・修繕工事を行なう意味合い。

『美観を良くする』

『機能向上もしくは機能維持』

『日常生活に支障をきたすことを予防、抑制』

『命に別状があると想定される事象を予防、抑制』

 

上記4つのポイントを、どういう内容をいくらの費用で、今 実施しなければならないか、もう少し周期を延ばしたり、仕様変更で費用を抑えられないか。

 

・チェックする立場の人は、どのような観点で見ているのか。

『設計仕様について、深堀りしてる』

『使用する材料の質、用いる工法、もう少しグレードを落とすと費用がいくらになり、

何が懸念されるか、その留意点』

『工事後に大掛かりでない、軽微な不具合が生じたとき、これはアフター保証の対象内かどうかの判断。施工業者への指摘』

 

・大規模修繕工事の実施した際のプロセス、背景はどうであったか?

『もし不具合が生じたら、どう責任を取るのですか?』と理事長もしくは、ごく少数の理事会メンバーに、業者側が攻め込む展開があったか。

 それに対し、理事会、管理組合側も あっさり応じて(屈して)しまったか、他の詳しい所有者、信頼できる専門家に相談し、理事会や管理組合で団結する機運を醸成したか、これも長い目で見たら、とても大事な視点です。

 

等のポイントを押さえた、客観的な寸評コメントができるようになりたいです。

 

 

<ここから、いつものひな型文に戻ります>

タイトルの件です。 大規模修繕工事のことは、一般人には分かりにくく、複雑です。

 

 そこを何とか、自分なりに細分化、嚙み砕いて理解したい想いと、来年2026年9月上旬に行われる(一社)マンション管理業協会 主催の民間資格「マンション維持修繕技術者」試験の勉強に参考となる。

 

 2つの理由で、書いています。 アメーバブログやはてなブログで、書き始めました。本を写経的に引用させて頂き、自身なりに気付いたことを、寸評的にコメントし、血となり肉となり、いつかはマンション管理士として、皆さんのお役に立てれば、という いきさつです。

 

 引き続き、ありがたくも写経的に引用させて頂きます。2021年4月 (株)セルバ出版 発行、一級建築士、一級建築施工管理技士の資格を持ち、修繕工事会社(株)スマイルユウ 代表 大塚義久さん著書『鉄骨と鉄筋コンクリートの建物修繕がわかる本』 第6章 「陸屋根に関係する箇所の防水性」 4節と5節 170~174ページ。

 

▢グラウト材とは、無収縮高強度モルタルのこと。言い換えれば、収縮しないセメントモルタルのこと(骨材とセメントと水を混ぜ合わせたもの)。

 

 グラウト材は建物の隙間に注入したり、土台のレベル合わせのパットなどに使用するのだが、修繕工事では隙間埋めに注入するケースがほとんど。

 

▢屋上の手すりの事例。

 

〇手すり支柱のグラウト材注入は、防水工事と同時に実施するのが良い。理由は、グラウト材は防水層を貫通している手すり柱の内部から、防水層内側に水分が回らないようにする防水材の役割を果たすため。

 

 上のイメージ図が分かりやすいですね!

 

▢グラウト材の活用以外にも、建物には建築の専門家が見なければ分からない箇所[チェックポイント]が存在することを知る。 

⇨そして専門家に教えてもらい、一緒に対策を練りましょう!

 

▢グラウト注入材は、セメント系と樹脂系の2つがある。目的や用途により使い分ける。 

・樹脂系は、水や油に強く圧縮強度も強い。よって工場の機械基礎などに用いられる。

・セメント系は、樹脂系に比べ安価であり、大量に使う建築工事の躯体関連に多く用いられる。

 

 ビルやマンションの修繕工事で、外部の手すりの支柱に、防水工事の一部として注入するグラウト材は、防水性能を必要とするため、樹脂系の方が適している。

 

 手すりは鉄(スチール)製であれば錆びやすいが、アルミ製は錆びないのでグラウト材は不要ということではなく、アルミ支柱内底部は、鉄製アンカーと溶接接合されていて、鉄製支柱と同様 水分が侵入すれば錆びて爆裂してしまう。

 

 

 大塚さんが繰り返し推奨しているグラウト材を用いる箇所や内容。

【アルミ、鉄(スチール)製問わず、屋上防水工事の際、屋上周囲の手すり支柱に、錆びなどの不具合が生じる前に、グラウト材を埋める(注入する)こと。 】

 

 グラウト材を健全な手すり支柱周囲の注入すること、どういうことが起こるか。完全に防水巻き込みをしている状態なので、手すり内部に少しでも水が入れば、逃げ場を失った水分が防水層に達する前の表面で膨らみが生じることになる。

 

 また、手すり周辺に割れや隙間が発生している部分は、その箇所のモルタルを除去し、新たにグラウト材をいれたモルタルで埋める(注入する)ことを大塚さんは勧めている。

 

※このブログを入力し、アップしたあと『新築現場が知らない知識』97、98ページに関連した内容を見掛けましたので補足します。

 

 

 

⇒この箇所の執筆者さん、充填剤によっては注入部分が膨張し、手すり支柱脚部が破損してしまう。上記の写真はその事例。

 アルカリ性の強いセメント系無収縮グラウト材は避けるなど、材料選定には注意すると指摘しています。 <大塚さんもグラウト材はセメント系と樹脂系の2つがあることと、材料選定は熟慮することとありましたので、タイムリーに引用いたしました。>

 

 

▢3階建以上の鉄筋コンクリートマンションは、建築基準法の高さ規制[道路境界線や隣地境界線からの距離に応じた斜線制限]により、傾斜した外壁がある。

 

こうした傾斜壁(斜壁)も屋根同様、雨を直接うけるため、防水性能がしっかりしていないと雨漏りの原因となる。

 

△鉄筋コンクリートの傾斜壁のウィークポイントは、雨が直接当たる部分にもかかわらず、屋根として施工が必要な箇所を壁として仕上げられているので、経年劣化と共に防水性能が悪化し、雨漏りの原因になりやすいこと。

 

△傾斜壁にクラックなどが生じている場合、すの直ぐ内側に鉄筋が入っているため、長期間放置すると内部の鉄筋が錆びて構造体の強度低下を招く恐れがある。

 このような状態になってしまったときは、壁としてではなく、屋根と同様な対処が必要。防水施工、金属ルーフ貼り施工等、高耐久性の材料を選び工事することが重要となる。

 

⇨著者の大塚さんの現場経験からの知見が盛り込まれた内容ですね。大塚さん同等レベル(能力)の建築士さんと調査診断段階から、防水工事関連の不具合が生じそうな箇所を入念チェックし、腕のある方とタッグを組むのであれば、雨漏りが生じる前に有効な処置を講じ、保証も厚くし、次回の工事周期もできるだけ長く引き伸ばしましょう!

 

 中途半端な工事をせずに、信頼できる専門家と とことん深掘りをしきちんとした工事をする。お金がかさんでも。でも、その代わり次の工事周期はギリギリまで引き伸ばしをする。 これが、修繕積立金の上昇を抑制する秘訣であることが段々と分かってきました。

 

 繰り返しになります。質の良く、高耐久の材質を用い、保証期間も長くとれるようにし、周期は18~20年に1度。それ以外に給排水設備や電気設備も念頭に置いて上手くやり繰り。

 

 他で上手くやっているマンションや、口コミなど評判の良い、修繕工事会社であり、設計コンサルをアンテナを張って収集しましょう。SNS、Youtubeで良質な情報発信者であることを見極めながら。

 

 

◇定期的に修繕工事の設計や施工のセミナーに参加させてもらったいますNPO法人リニューアル技術開発協会さんが監修する本。 2014年11月 (株)日刊建設通信新聞社 発行 『新築現場が知らない知識-マンション修繕技術者の視点から-』より。

 第4章 マンションにおける給排水・機械・電気等設備のあり方 第4節 専有部給排水設備② 80、81ページ。

 

▢新築時に金属製配管[→鋳鉄管、硬質塩化ビニルライニング鋼管、銅管、亜鉛メッキ鋼管など。特に後者2つは、よく漏水例の文面を見ます]を使用した場合、経年劣化により漏水事故が発生することを念頭に置く。

 

⇧室内天井部にある流し系排水管からの漏水事例の写真。

・金属製給排水管は接続部にねじ切りをするため、鋼材の肉厚が薄くなり耐久性が劣る。 上階のキッチン排水管が、下階の部屋の天井に配管されていて、漏水被害が大きいかったと綴られている。

 

 

⇧給湯銅管の接続部の劣化による漏水事例の写真。

・接続部は劣化しやすく、漏水の原因となりやすい。

配管は天井、壁、床などに隠蔽されているので、居住者は劣化状況を把握することが難しく、下階に影響が出て始めて発見されることがほとんど。

 

▢漏水事故の問題点として考えられること。(念頭に置くこと)

・常に下階に影響を及ぼす。 補修工事をするときは、上下階のスケジュールを合わせる必要もある。 上階と下階の天井仕上げ材を撤去して工事をすることが多く。付帯工事が増え、費用もかさむ。

⇒対策として、このようなケースは専有部分内の配管なので、管理組合の損害保険が適用されない。よって所有者自身が【個人賠償責任保険】に加入しておくこと。費用は1年に1回払いで、そう高くはない。

 

 ただし、下階の復旧費用は保険金をもらえるが、自身の部屋の補修費用は保険金はもらえない。

 

 上下階の居住者は加害者、被害者の関係となり、気まずくなることも考えておく。

 

⇧漏水原因調査のため、下階の天井に穴を開け、確認している写真。

 

⇧写真3の天井空間との仕切り石膏ボードの写真。天井空間側(文章では背面)にカビが生じていることから、以前より漏水が発生していたことが想定される。

 

〇[この本は2014年に発行→よってそれより少し前のことが書かれている前提を認識する]給水管、給湯管、排水管を【樹脂系配管】に更新(交換)すると、ねじ切り接合はなくなる。

 ただし、配管の接合部が施工する際のポイントであることに変わりはない。

 

 樹脂系メーカーは施工について、講習を行い、『認定書』を発行した施工業者だけにしか施工させない等、品質向上に努力をしている。

 

 


⇨マンションの給排水管のことで、覚えておきたいワード。

【配管の材質が金属製か樹脂か】【劣化箇所は接合部が多い】【配管は隠れた箇所に存在】【漏水事故が生じると上下階で、気まずくなる】

 

 でも現在は区分所有法、標準管理規約を刷新し、お部屋の中[専有部分内]の配管も、管理組合が共用部分であるタテ管と一体と捉え維持管理する規定が設けられました。

 

 背景は高齢者が増えていることでしょう。修繕積立金も定期的に支払い続けている訳でもあり。 そのお金をきちんと計画を立て活かしましょうね、上下階、ひいてはマンション全体が気まずくならないように。

 

 ここは共用部分で管理組合負担、ここは専有部分なので所有者負担が基本です。ただし配管に関しては見えずらい(確認しにくい)箇所にあり、タテ管とヨコ管はつながっていますからね。

 

 難しい言葉で『構造上一体となった部分』と考えてみますと、マンションの皆さん(管理組合)できちんと維持管理しましょう、も理解、納得はできます。

 

 でも昨今、新しく所有者となる人は大金はたいてリノベーション住戸を買うことも増えています。 ベテランのリフォーム会社の担当に聞きますと『タテ管とヨコ管の接続部の一部は既存のものをそのまま使用していることがほとんど』との旨。

 

 管理組合でマンション全体の給排水管交換するときは、上記を考慮し、事前に調査をし、実施するかを判断することになるのでしょう。全体像を把握するのも、一苦労を要しますね。

 

 

 座学による知識、情報を植え付け、集積することも、必ずしや意味があり、何かしらの際に役立つと思います。常に何かに関連させられないか、ヒントにならないかをイメージトレーニングする習慣にしたいと思います。

 

◎大塚義久さん『建物の修繕が分かる本』やNPO法人リニューアル技術開発協会さん『新築現場が知らない知識』は建物全体や部位の構造を物理的部分、成り立ちから掘り下げて修繕することを考える、良い訓練になります!!

 

 

⇒shojiki.setsuyaku.mansion@gmail.com

 

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2026年 8月27日

正直・節約マン(ション)

 小沼

 

※アメーバブログでも、同様の正直節約マンションをテーマにブログを書いています。

最後の方に私の好きなサブカル系音楽等の紹介も付しまして。お時間にゆとりがありますときに。

 

 shojiki-setsuyaku-man55さんのプロフィールページ

 

長期修繕計画案を微調整できるようになるための礎を積み重ねる㉒【陸屋根と傾斜屋根、アルミ笠木・専有部の給排水設備】+給排水設備自主点検マニュアルⅡ

ブログを拝読頂き、ありがとうございます。

正直・節約マン(ション)小沼です。

 

◇8月に入り、曇りの日は最高30度前後。 晴れの日も、空気がジメジメしてなく、程よいそよ風が室内に入り、エアコンをつけず、小型扇風機だけでパソコンを打てます。

 

 快適ですと、余分な前置きを書かなくても良い気持ちになります。

 

 早速、本題です。 もう何回目の出席になりますでしょうか? 6月上旬に

錦糸町駅前にある すみだ産業会館で開催された一社 マンション大規模修繕協議会[事務所の場所は中央区大伝馬町]が主催するセミナー参加時に配布された小冊子であす。

 

 マンションの配管のこと、物理的構造を知るのに便利です。そして自分で点検できるマニュアルと銘打ってます。分量も多くありません。自身の住むマンションに興味をもってもらうきっかけには良いと思います。

 

※「素人だから分かりません」ばかりでは生きづらい世の中です。身近なことや、容易に知ることができることは、なるべくポイントを身に付けた方が無難です。

 

☑マンションに水が届き、排水されるまでの仕組みや、各設備の名称、役割を知る。

 

☑共用部分と専有部分の境界を知る

 

☑配管の材質と国土交通省のガイドラインの※耐用年数を知る

 

※ガイドラインの年数はあくまでも目安です。 確かに予防保全も大事です。ただし、交換するタイミングが早過ぎるのもどうかと。 漏水が数戸程度であれば、部分的な対応(応急処置)し、何年後かに交換することが、長い目で見て、修繕積立金が高額になり過ぎるのを抑制できますので。

 

 分譲マンションは、直す箇所が多く、掛かる費用が蓄積すると高額過ぎますからね…。

 

 そのお金はいずこに。そこそこの戸数の賃貸マンションのオーナーさん、そう頻繁に修繕していませんからね…。マンションのマネジメントを経営者やファイナンシャルプランナー感覚ですることは大事です。 自身が高齢者になったときの心とお金の安寧のためにも。

 

〇給水管、給湯管も日本の技術開発力で、長持ちする材質に性能が向上しています。排水管と通気管2本を1本に集約したりと、工法も進歩しています。 繰り返しになります。 周期をなるべく引っ張った(延伸した)方が、お金にゆとりを持てます。

 

 自身のマンションが【1年間にいくらの修繕積立金が貯まるか】【延長線上には修繕積立金が高額になり過ぎることを抑制できるかの計画立て】を念頭に修繕工事をやり繰りをしていきましょう。 

 

<私はその営みを見抜き、評価(市場に付加価値創造として反映)しますので。まだ、真意を理解してもらうまでの影響力は薄いですが、地道にコツコツと普及>

 

 

☑排水管のチェックポイントです。 特に浴室の。排水管が自身の住戸の床を貫通している高経年のマンションもあります。でも留意点は、経験則ですと、この部分くらいです。<他にもあるかもしれませんが>

 好ましいのは、自身の住戸内に設置できるようにする[床上転がしにし、貫通部を防水処置をし埋める]こと。でも工事費用はべらぼうに高額です。 で、代替方法はその部分だけ、ライニング(更生)工事をし、他の交換できる部分の排水管は更新。 なるべく更新時期は引っ張れるだけ引っ張って。 

 

 

☑継手も以前は材質は樹脂継手、工法はねじ込み式で古くなると、その繋ぎ目部分から漏水するケースが多かったようです。その後、技術開発により、材質は『管端防食継手』、工法は『メカニカル接合』などが出てきて、長持ちするようになったとのこと。

※上記は、一社 マンション管理業協会主催の民間資格『マンション維持修繕技術者試験の過去問』や、その参考テキスト 2023年2月 (株)オーム社発行 『マンション維持修繕技術ハンドブック第6版[→A4で818ページもあり、重たく筋トレにもなります]』で、学んだことです。 謝謝!!

 

 

☑チェックポイント。配管はどういう材質か、継手はどういう材質と工法か。状況確認する術はアンケートや、機器を用いたテクニカルな調査をするなどの方法あり。

 

☑区分所有法、標準管理規約など、トレンドは配管の維持修繕は共用部分と専有部分は一蓮托生として、管理組合の負担で実施、になっています。

 

 自身で専有部分内の工事をされた方や、リノベーション済住戸を購入された方は、工事前に専門家が調査をし、やる部分よやらなくても良い部分をリサーチし、ジャッジメント。  すでに身銭を切り実施した所有者には、『修繕積立金の〇カ月分は支払い免除など、公平性を管理組合で考慮する』などと、なっています。

 

☑給排水設備の工事費用を借入することも選択肢の一つ。<賢いと言えるかは熟慮する必要あり>

 どこから借りるか。公的機関の住宅金融支援機構が金利面では無難。金利以外ではローン保証料が借入金額の多寡により掛かる。 民間機関もあるが、金利はやや割高。

 

 借入することができるかの、審査基準として、「修繕積立金の滞納率」「月額に貯まる修繕積立金の〇%から逆算し、借入上限額を算出」など、修繕積立金会計の内容による。

 

 借入することにより、修繕積立金を上げなくても良いこともあります。高齢者が多く、緊急に工事をしないと生活に支障をきたす方が沢山いる状況であれば、選択肢としてはあり、かとも思います。

 

 でも、一番良いのは借入をしないことです。 金利はビジネス上では、企業や団体の利益ですので。 何度も繰り返しになりますが、本当に今、工事を実施しなければいけないのか、代替方法[部分対応など]はないのか。

 

 管理組合の財務内容を中長期の視点で考えてくれる専門家にも、聞いてみましょう!

 

 

◇これから示す内容は、私が特に想いを込めて伝えたいことなので、ここ何回かの はてなブログに連続して掲載しますことをご理解くださいませ。

 

 売買仲介の取引において、大規模修繕工事、長期修繕計画案<案であり、あくまでプラン、決定事項ではない>のことについて、どこまで客観的且つ科学的指標で、お客様に寸評コメントができているのか? 自問自答は、つきません。

 

 想い浮かんだワードです。

 

・修繕工事を行なう意味合い。

『美観を良くする』

『機能向上もしくは機能維持』

『日常生活に支障をきたすことを予防、抑制』

『命に別状があると想定される事象を予防、抑制』

 

上記4つのポイントを、どういう内容をいくらの費用で、今 実施しなければならないか、もう少し周期を延ばしたり、仕様変更で費用を抑えられないか。

 

・チェックする立場の人は、どのような観点で見ているのか。

『設計仕様について、深堀りしてる』

『使用する材料の質、用いる工法、もう少しグレードを落とすと費用がいくらになり、

何が懸念されるか、その留意点』

『工事後に大掛かりでない、軽微な不具合が生じたとき、これはアフター保証の対象内かどうかの判断。施工業者への指摘』

 

・大規模修繕工事の実施した際のプロセス、背景はどうであったか?

『もし不具合が生じたら、どう責任を取るのですか?』と理事長もしくは、ごく少数の理事会メンバーに、業者側が攻め込む展開があったか。

 それに対し、理事会、管理組合側も あっさり応じて(屈して)しまったか、他の詳しい所有者、信頼できる専門家に相談し、理事会や管理組合で団結する機運を醸成したか、これも長い目で見たら、とても大事な視点です。

 

等のポイントを押さえた、客観的な寸評コメントができるようになりたいです。

 

 

<ここから、いつものひな型文に戻ります>

タイトルの件です。 大規模修繕工事のことは、一般人には分かりにくく、複雑です。

 

 そこを何とか、自分なりに細分化、嚙み砕いて理解したい想いと、来年2026年9月上旬に行われる(一社)マンション管理業協会 主催の民間資格「マンション維持修繕技術者」試験の勉強に参考となる。

 

 2つの理由で、書いています。 アメーバブログやはてなブログで、書き始めました。本を写経的に引用させて頂き、自身なりに気付いたことを、寸評的にコメントし、血となり肉となり、いつかはマンション管理士として、皆さんのお役に立てれば、という いきさつです。

 

 引き続き、ありがたくも写経的に引用させて頂きます。2021年4月 (株)セルバ出版 発行、一級建築士、一級建築施工管理技士の資格を持ち、修繕工事会社(株)スマイルユウ 代表 大塚義久さん著書『鉄骨と鉄筋コンクリートの建物修繕がわかる本』 第6章 「陸屋根に関係する箇所の防水性」 2節と3節 165~170ページ。

 

☑マンションの屋根(屋上)は、大半が陸屋根。平であること多い。勾配は100分の1~2くらいで、緩やか。雨水は緩やか勾配により、ルーフドレン、雨どいへと流れていく。<構造や雨水の流れをイメトレ、シミュレーション>

 

☑マンションの屋上は平らなので、防水性能の高さに依存することになる。陸屋根防水は、防水層が屋根に対し1枚のシート形状により成り立っている。勾配が緩いため、雨水による影響で、劣化は早い。<以上が陸屋根の特徴と傾斜屋根との違い>

 

☑著者の大塚さん[数多くン現場を経験。それで生計を営んでいる背景あり。(クレームは受けたくないですからね)]の見解。 

 

 陸屋根防水の寿命は、建物の構造や規模に関係なく12~15年程度。防水工事後も定期的な点検やメンテナンスが必要。

 

☑マンションの陸屋根防水層は1重構造。防水性能が切れた時点で即時、雨漏りになってしまう可能性もあり。

 

<大塚さんの見解は理解できます。ただし、お金も限りありますからね。防水工事は大事であることを認識しながら、上手くやり繰りする方法を模索しましょう。

 

 具体的には【定期点検】であり、【こういう材料、工法で防水工事をすれば、100%とは言えずとも、18~20年くらい何もしなくても良い、とか実際にそういうマンションもあると提言してくれる修繕工事会社や、信頼できる現場経験の多い人物(OBでも良いので)】と知り合い、管理組合で最善の方法を練る、でしょうか。

 

 世の中、色々な考えや価値観を持った人がいて、提案も違うと思いますので。

 

▢※パラペットにはA.コンクリート笠木[昭和50年(1975~1984年)代]と、B.アルミ笠木の2通りがある。

 

※パラペットとは、屋上やバルコニーの外周部に立ち上がる低い壁。BY.AI

 

 A.コンクリート笠木は、立ち上がり部の防水層の浮きや、めくれ防止の目的でレンガブロックが積まれている。レンガブロックは、厚みが100mmあり、十分に立上がりの防水層を押えることができる。

 

☑陸屋根の防水層は、末端部が重要で、一般的にはフラットバーなどで押えられているが、それでも防水層が気温の差により伸縮し、浮きや剥がれに繋がる。

☑大塚さんの指摘。新築後、第1回目に行う防水工事の際は、コンクリート笠木の上部[パラペットのあご下まででなく]まで、防水することをお勧め。理由は、パラペットの天端にクラックが入り、そこから躯体に雨水が侵入することもあるため。

 

B.アルミ笠木は、メーカーが工場で製作し、現場で取り付けられる。取り付け部品も既製品化されていて、品質も安定しているので、パラペット周辺の雨水侵入を安定的に防いでくれる。 定尺4m程度の長さの製品を、オープンジョイント工法で取り付ける。

 

 コーナー部は溶接接合、密着接合、シーリング接合のいずれかで取り付ける。

シーリング接合がされている場合、経年劣化に伴い雨漏りのリスクが高くなる。

 

 パラペットがアルミ笠木でおさめていときは、天端まで防水を巻き込んであるため、アルミ笠木の隙間から、下に雨水が入っても、雨漏りが生じないように思われる。

 

 が 実際にはそうではなく、アンカーで防水層に穴が開けられ、アルミ笠木を固定する取り付け金具がボルトで固定されいる構造になっていて、風を伴う大雨時やジョイント部の劣化により、雨漏りが生じるケースも多くみられる。

 

 上記の場合、アルミ笠木を使用しているパラペットの屋上防水は、1度アルミ笠木を外し、パラペットの天端まで防水を行い、再度アルミ笠木を取り付ける必要がある。

 

☑注意することは、アルミ笠木の固定用ボルト穴周辺に、シーリングによる防水処理を

しっかりと行い、万一アルミ笠木に雨水が回っても、雨漏りが生じない処置をしておくことが重要。

 

☑ジョイント部のシーリングも、オーバーブリッジ工法で厚みを持たせた2面接着をし、アルミ笠木の伸縮に耐えられる工法で処理することが大切。

 

☑板金計の金属笠木の場合、1度外した笠木は再設置することができないため、撤去せずにパラペットの立上がり防水となり、笠木内部の防水が未施工になることに留意する。

 

〇近年、主流となっているアルミ笠木は、防水修繕工事の際に一時的に外し、防水工事後に再設置することができる。

 

☑板金系笠木は、ジョイント部の防水性が弱いので、経年よるシーリングの劣化で簡単に笠木内部に雨水が入ってしまうことが多くみられる。 マンションのようなRC造よりも鉄骨ALC造の建物に、板金系笠木が用いられているので、注意が必要である。

 

⇨配管は継手、接合部[特に異種金属部材間]、パラペットの天端を囲うアルミ笠木の繋ぎ目部のシーリング材の劣化や、アルミ笠木を固定する金物が防水層を貫通など、漏水や雨漏りの原因となる箇所、物理的構造をよく知っておきましょう。

 

 勿論、上記以外の箇所や原因による不具合も、時には生じると思います。が、まずは現場経験が豊富な方が指摘する よく生じる箇所から教訓を得て、その上でレアケースの不具合に対応できる発想力をマスターしていきましょう。 信頼できる専門家と協力体制の上で。

 

 

◇定期的に修繕工事の設計や施工のセミナーに参加させてもらったいますNPO法人リニューアル技術開発協会さんが監修する本。 2014年11月 (株)日刊建設通信新聞社 発行 『新築現場が知らない知識-マンション修繕技術者の視点から-』より。

 第4章 マンションにおける給排水・機械・電気等設備のあり方 第3節 専有部給排水設備① 78、79ページ。

 

☑専有部分の設備と配下の配置例を知る。

 

 

☑床上転がしは、自身の住戸[専有部分内]で工事を簡潔できる。

☑下階の天井配管は、下の階と運命共同体。上の階の方は、不具合が起きたときは下の方に影響を与えてしまう[巻き込んでしまう。責められてしまう]ことを、常に意識し、善処することにしましょう。

 

 今は管理組合も運命共同体となる流れですが、この機会に配管の材質、設置位置を知り、不具合が起こらないよう、起こる展開になる前に、何かあれば積極的に管理組合のマッチアップしてことに臨みましょう!

 

☑専有部分内[図面にPSとされている箇所。躯体ではなく、仕上げ材に隠蔽さfれているスペース]に共用部分である排水立て管があることを知る。

 

→→執筆者さんは、共用部分の排水管は室内に立ち入らなくても、修繕できるよう(新築時)に、間取りプランを設計してもらいたいと、独り言っぽく述べています。

 

☑専有部分の給水・給湯管の修繕は、配管材質が樹脂化されたことにより、内装材の解体、復旧範囲を大きく削減し、点検口方式により、以前より効率的に工事できるようになる。  より具体的には、入室作業時間の短縮と、修繕工事コスト削減に貢献! 良いことですね!!

 

☑専有部分内に設置された共用排水立て管の修繕も、パイプシャフト[PS部分]の空間が広ければ、点検口方式により修繕することができる。

 

☑ガス給湯器がバルコニーに配置されている住戸も、高経年マンションではあります。

執筆者さん、修繕工事にバルコニー側のガス給湯器を、共用廊下側のパイプスペース[PS]内に配置することが理想的、としています。

 

<物理的構造と、リフォームする所有者さんのプラン間取りプラン、工事費用の兼ね合いもあることでしょう。>

 

 



 座学による知識、情報を植え付け、集積することも、必ずしや意味があり、何かしらの際に役立つと思います。常に何かに関連させられないか、ヒントにならないかをイメージトレーニングする習慣にしたいと思います。

 

◎大塚義久さん『建物の修繕が分かる本』やNPO法人リニューアル技術開発協会さん『新築現場が知らない知識』は建物全体や部位の構造を物理的部分、成り立ちから掘り下げて修繕することを考える、良い訓練になります!!

 

 

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2026年 8月7日

正直・節約マン(ション)

 小沼

 

※アメーバブログでも、同様の正直節約マンションをテーマにブログを書いています。

最後の方に私の好きなサブカル系音楽等の紹介も付しまして。お時間にゆとりがありますときに。

 

 shojiki-setsuyaku-man55さんのプロフィールページ

 

長期修繕計画案を微調整できるようになるための礎を積み重ねる㉑【押さえ工法と陸屋根防水・給排水設備の刷新Ⅱ】+給排水設備自主点検マニュアルⅠ

ブログを拝読頂き、ありがとうございます。

正直・節約マン(ション)小沼です。

 

◇7月も下旬、厚い日が続きます。 でも、本日は曇りで気温も30℃前半です。35℃を超えてきますと、思考力も鈍ってきますが、暑さに慣れたこともありますでしょうが、今日は少し快適です。

 

 快適ですと、余分な前置きを書かなくても良い気持ちになります。

 

 早速、本題です。 もう何回目の出席になりますでしょうか? 6月上旬に

錦糸町駅前にある すみだ産業会館で開催された一社 マンション大規模修繕協議会[事務所の場所は中央区大伝馬町]が主催するセミナーに、行ってきました。

 

 確か、年に2回くらい開催されていたと思います。

 

 建築士の兵頭浩二さんのセミナーの後に、参加されたマンションの管理組合の理事さん同士でパネルディスカッションがあるのですが、今回は用事があり参加できなかったのが残念です。 

 

 他のマンションの様子が伺えるので、参考になります。

 

 参加の特典で2冊の小冊子をもらいました。 皆さんに参考になると思い、これから継続して写経的引用と寸評コメントをさせて頂きます。

 

※「素人だから分かりません」ばかりでは生きづらい世の中です。身近なことや、容易に知ることができることは、なるべくポイントを身に付けた方が無難です。

 

 そこで便利な自主点検マニュアルとのタイトル名。何の?マンションの給排水設備です。便利でしょ!

 

 

※気になったワード:『建物の配管も確実に老朽化』『漏水事故』『事後対応』

 

『安易なコーティング等の延命措置』⇨このワードの背景。千葉の大規模マンションで、この協議会さんと、ある配管更生工事(高圧洗浄などで汚れを取り除き、体に害がなく、配管内を長持ちさせるような化学品を塗布ほかの手法で工事すること。ライニング工事とも呼ばれる)会社さんで、案件の奪い合いが合った様子。

 

 更生工事会社さんの方は、更新工事代はべらぼうに高い、高過ぎとか、このタイミングですべきか、管理組合の懐事情を考えていない、良い材質に交換すれば80~100年は長持ちするなどど、セミナーで批判的なことを言っていたかと。

 

<子供の喧嘩? お互いのポジショントーク、マウントの取り合いみたいで、はたから見て何となく滑稽ですが、管理組合にとり、『いつ実施』『更新か更生か』はとても重要なことですね。>

 

『専門知識の壁を感じず、業者任せにせず自分たちの手で未来を守るための道しるべ』

『劣化のサインを見抜くポイント』

 

『積立金の見直し』や『合意形成』⇨このワードも要注意ですね。安易に積立金アップや借り入れはマンションが築70、80年になったとき、【建て替え】【敷地売却】【1棟リノベーション】のことを想定したとき、もっと慎重に考え、実行しなければなりませんからね。

 

『給排水設備は人間でいえば血管』『汚水の逆流や悪臭により日常生活に影響』『下階への漏水』『保険料の高騰⇨管理費増額につながります…。保険金が支払われる仕組みや、管理費増額につなががらないような方法を熟知する保険代理店【保険バスターズさんやグッド保険サービスさん】などに相談しましょう!』

 

『給排水管の全面更新は修繕積立金を充当⇨他にも玄関ドア、窓サッシの交換。インターフォンやエレベーターなど電気設備など修繕積立金が高額になり過ぎないよう計画を立てましょう!』

 

『計画上は更新時期を過ぎているのに放置⇨管理組合の財務内容(人口動態を含めた上)で、目利きが利く(国交省のガイドラインの耐用年数はあくまでも目安なので、中長期的な視点で、いつ、どのタイミングで、どの配管材質で交換するのが良いのか、をしてくださる良質な専門家は必ずいます! 「これであればまだ部分的な対応でも大丈夫」と)専門家を知り得る努力、情報収集をしましょう!』

 

『長寿妙な管財なのに、短い期間で予算が組まれている⇨この指摘内容◎』

『壁を開けたら、図面と違う配管だった⇨現場経験が豊富と感じる内容〇』

 

『過去に行われた配管の修繕工法が将来の間取り変更の「制限」』『無理な設計で工事をする』⇨リノベーション物件でのオチも想定しておきましょう! 厚意にしているリフォーム会社さん【共用タテ管の繋ぎ目部分は既存管の切り回しが、ほとんどです】と、聞きました…。

 

『水回りリフォーム実施の有無や、有りの場合どういう工法で実施をしたか』『水回り諸設備の「排水勾配」のことも考える』
 

 自分自身のコメントも全て正しいと思っていません。が、極力 修繕積立金が高額になり過ぎないプランで建物や設備を修繕していく方法、術【巧みなが技術】により、課題改善できることを信じていますし、模索、追求し続けたいです! (*´Д`)

 

 

◇これから示す内容は、私が特に想いを込めて伝えたいことなので、ここ何回かの はてなブログに連続して掲載しますことをご理解くださいませ。

 

 売買仲介の取引において、大規模修繕工事、長期修繕計画案<案であり、あくまでプラン、決定事項ではない>のことについて、どこまで客観的且つ科学的指標で、お客様に寸評コメントができているのか? 自問自答は、つきません。

 

 想い浮かんだワードです。

 

・修繕工事を行なう意味合い。

『美観を良くする』

『機能向上もしくは機能維持』

『日常生活に支障をきたすことを予防、抑制』

『命に別状があると想定される事象を予防、抑制』

 

上記4つのポイントを、どういう内容をいくらの費用で、今 実施しなければならないか、もう少し周期を延ばしたり、仕様変更で費用を抑えられないか。

 

・チェックする立場の人は、どのような観点で見ているのか。

『設計仕様について、深堀りしてる』

『使用する材料の質、用いる工法、もう少しグレードを落とすと費用がいくらになり、

何が懸念されるか、その留意点』

『工事後に大掛かりでない、軽微な不具合が生じたとき、これはアフター保証の対象内かどうかの判断。施工業者への指摘』

 

・大規模修繕工事の実施した際のプロセス、背景はどうであったか?

『もし不具合が生じたら、どう責任を取るのですか?』と理事長もしくは、ごく少数の理事会メンバーに、業者側が攻め込む展開があったか。

 それに対し、理事会、管理組合側も あっさり応じて(屈して)しまったか、他の詳しい所有者、信頼できる専門家に相談し、理事会や管理組合で団結する機運を醸成したか、これも長い目で見たら、とても大事な視点です。

 

等のポイントを押さえた、客観的な寸評コメントができるようになりたいです。

 

 

<ここから、いつものひな型文に戻ります>

タイトルの件です。 大規模修繕工事のことは、一般人には分かりにくく、複雑です。

 

 そこを何とか、自分なりに細分化、嚙み砕いて理解したい想いと、来年2026年9月上旬に行われる(一社)マンション管理業協会 主催の民間資格「マンション維持修繕技術者」試験の勉強に参考となる。

 

 2つの理由で、書いています。 アメーバブログやはてなブログで、書き始めました。本を写経的に引用させて頂き、自身なりに気付いたことを、寸評的にコメントし、血となり肉となり、いつかはマンション管理士として、皆さんのお役に立てれば、という いきさつです。

 

 引き続き、ありがたくも写経的に引用させて頂きます。2021年4月 (株)セルバ出版 発行、一級建築士、一級建築施工管理技士の資格を持ち、修繕工事会社(株)スマイルユウ 代表 大塚義久さん著書『鉄骨と鉄筋コンクリートの建物修繕がわかる本』 第5章 「屋上防水修繕の必要性」 11節 159、160ページ。

第6章 「陸屋根に関係する箇所の防水性」 1節 162~165ページ。

 

 

▢押さえコンクリートがある防水工法:

〇メリット:防水層を太陽の熱や紫外線から保護する点、歩行や機器のメンテナンス時に防水層に衝撃や傷を与えない点など。

△デメリット:露出防水と違い、防水層表面を目視できないため、劣化状態を確認できない。 

 

 防水材の寿命が過ぎて修繕する場合、既存塗膜と押さえコンクリートを撤去せず、その上から防水工事をすることになる。 

 

☑防水工事で一番大事なことは、下地との密着性である。下地処理は、高圧洗浄で陸屋根のコケや泥などを綺麗に洗い流してから、「伸縮目地処理」「カチオンノロ引き補修」「クラック補修」を行う。

 

〇押さえコンクリート保護工法の場合、露出防水工法よりも、新築時の防水層に加え、修繕時の防水層の2層構造となるため、防水性能の信頼度がアップすると考えられる。

 

ここからは著者の大塚さんの現場経験からの私見(当然のこの仕事で生計を立てていることも背景にあることを考えることも)です。

 

・表層の防水層が劣化し、一時的に切れたとしても、内部の防水性能が維持されていれば建物の防水性は保たれていると考えられる。

 

・新築後の押さえコンクリート工法の防水修繕の時期は、10年を経過しているのであれば、なるべく早い時期に防水修繕をすることを推奨。 ただし、どの工法を選択するかは、熟慮したうえで判断する。

 

・漏水がおきていないから簡易的に防水工事をすると、実際に漏水工事がおきたときに、かえって多く費用が掛かってしまうこともあるので、注意が必要。

 

⇨押さえコンクリートは、直に防水層を目視確認できない。そのため、現場経験の豊富な人に頼るのが無難。でも防水工事だけでなく、その他の工事にお金が掛かる管理組合のことを十分理解してもらった上で、フィーリングが合いそうな方に頼りに工事(時期や工法)する。 が、しっくりくるのでは。

 

<何とも上手くコメントできませんが。パーフェクトを求めたいところですが、完全を求めることは、難しくもあり、どこか見切りで判断しないといけませんからね。>

 

 

☑大塚さんの含蓄ある内容:【陸屋根の雨漏りや不具合の発生原因】は【屋根に付随する関連部位であることが多い(目で見える屋根自体ではなく)】よって【建物の構造の細部を知ることにより】、【防水性能を必要する箇所が分かり】ひいては【正しい修繕方法】を導くこともできる。

 

☑屋上防水を長持ちさせる上で一番大事なことは『水はけ』である。一般的な陸屋根は100分の1の勾配が付けられていて、なだらかではあるが、雨水がたまることなくルーフドレンに流れるようになっている。

 

☑大塚さんのチェックポイント:

・屋上で水が流れる入り口は「ルーフドレン」

△「ルーフドレン」の周辺に土ぼこりが溜まり、水が流れにくくなっているケース。

△溜まった土に草が生え、根を張り、押さえコンクリートの目地やクラックで育ってしまい、コンクリートの爆裂につながることもある。

 

△植木鉢<これは屋上もあり得るが、ルーフバルコニーで多いのでは>で草木を栽培している場合、長期に渡り鉢から流れ出る土がドレン周囲に堆積。

 

△「ルーフドレン」は、鉄製鋳物のドレンと雨どいのジョイント部分は、常に水があると錆で雨漏りを起こす原因となる。

 

▢陸屋根を雨漏りから守り、長持ちさせるためのチェックポイント:

☑押さえコンクリートの目地の状態

→☑☑伸縮目地は、気温の変化で、下のアスファルト防水が起こす伸び縮みによる押さえコンクリートの動きを吸収する役割がある。 仮に20mm幅の目地が、ある一定方向にだけ潰れていれば、その動きは立上がり末端部の防水層へ向かい、入隅防水部が押さえコンクリートで切断される恐れもある。

 

☑立上がり(水平部から垂直部になる)箇所)

☑パラペット周りのコンクリート

☑モルタルの浮きの状態が変化している箇所

 

☑クラックが発生している箇所

 

☑立上がり末端部の押さえモルタルにクラックが生じている場合、単にモルタルの乾燥収縮(経年劣化)により生じたのか、下地の防水層が動いて割れたのか、両方とも放置しておけば割れがひどくなり、漏水につながる危険性がある。

 

☑屋上からの雨漏りで一番多い原因が、末端部の防水層や押さえモルタルの状態が劣化したことによるもの。

 

押さえモルタルが割れ(破断)していれば、防水層の末端が剥離している可能性あり。

 

☑屋上からの漏水以外にも、パラペット天端の押さえモルタルが割れて剥離すると、その破片が落下し、通行人に被害を与えてしまう危険もある

 

☑大塚さんパラペット周辺や外壁の一部が剥落し、通行人に危害を与えないよう、屋上付近の外壁と共に、この部分も定期的な点検を行うことの勧めを唱えています。

 

⇨限られたお金(予算)の中で、やれることは限られてきます。 万一、通行人に危害を与えてしまう危険性がある建物自体の箇所がある場合や人通りが多い場所は「定期的点検」もしかり、それが生じたときに被害がでないような『未然に防ぐ対策を講じることにより、限られたお金を、多く使用しないような方法を考え、実施すべき』と思います。

 

 そのためには現場経験豊富な方から、こういことが起こり得る場所なので、『こういう処置をしておけば、管理組合の大事なお金をより上手く使用できると思います』と、アドバイスをくれる専門家と巡り合いたいですね!

 

 

◇定期的に修繕工事の設計や施工のセミナーに参加させてもらったいますNPO法人リニューアル技術開発協会さんが監修する本。 2014年11月 (株)日刊建設通信新聞社 発行 『新築現場が知らない知識-マンション修繕技術者の視点から-』より。

 第4章 マンションにおける給排水・機械・電気等設備のあり方 第2節 共用部給排水設備② 76、77ページ。

 

☑経年マンションでは、水が流れない配管部位でも腐食劣化がある。それはどこか。

伸頂通気管。水ではなく、空気が流れる管。 水が流れる配管とは管の材質は違う。

 

 新しいマンションは硬質ポリ塩化ビニル管や耐火二層管などの樹脂系の菅が使用されているが、古いところでは、炭素鋼鋼管(SGP)が使用されいるケースがあり、この管だと、ねじ部の腐食による欠損、破断が見られる。

 



 

 炭素鋼鋼管が劣化する原因は、結露水や排水から発生するガスなどと考えられ、耐蝕性に優れた材質の菅に気をみて交換することが良い。

 

☑古いマンションの配管の劣化部分のチェックポイント。 続いては配管支持金物。設備配管は様々な支持、固定方法がされている。 配管は支持金物により適切に固定され、振動を抑止したり、勾配を維持している。

 

 その支持、固定する金物は、躯体より一定の間隔で設置されるが、躯体内の迷走電流が支持金物を通じ配管に悪影響を及ぼすこともあり、配管との接触部分に絶縁処理を施す必要がある。

 

 

☑配管の敷設場所を考えた場合、床下ピット内のように湿度の高い場所の配管を支持するには、ステンレス製が有効であり、そのケースは、コンクリートに打ち込むアンカーも同材質を選ぶことが大事。

 

☑上の2つの写真は、解放廊下床下のピット内の状況。配管釣り金物に電気亜鉛メッキ加工がされているが、腐食して配管の重みに耐えられず脱落したケース。

 

☑工事会社は、排水ガス(硫化水素ガス)による配管の腐食や漏水事故を多くみてきているので、排水系では特に鋼製材料の採用に、細心の注意を払っている。

 

☑配管材料が樹脂系の軽いものになると、今度は『排水の流水音』が問題になるので、居室に面した配管には遮音対策が必要

 

 

☑配管に直接触れる配管支持金物は、絶縁処理された製品を採用したり、配管本体に防食テープを巻いたりし、状況に応じた絶縁処理を行う。

 

 

☑配管吊り棒やアンカー類は、耐腐食性を考慮し、ステンレス製が採用されている。

 

こうやって使用されている配管の材質や、劣化状態を写真と、適度な分量の文字で示してもらえると、頭の中にサクサク入ってくれるので、ありがたいです! 長期修繕計画案の見直しや工事会社さんとのやり取りできっと何かの役に立つときがあるでしょう!! (*‘∀‘)

 

 座学による知識、情報を植え付け、集積することも、必ずしや意味があり、何かしらの際に役立つと思います。常に何かに関連させられないか、ヒントにならないかをイメージトレーニングする習慣にしたいと思います。

 

◎大塚義久さん『建物の修繕が分かる本』やNPO法人リニューアル技術開発協会さん『新築現場が知らない知識』は建物全体や部位の構造を物理的部分、成り立ちから掘り下げて修繕することを考える、良い訓練になります!!

 

 

⇒shojiki.setsuyaku.mansion@gmail.com

 

何かご相談などありましたら、こちらまでご連絡くださいませ。

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2026年 7月 28日

正直・節約マン(ション)

 小沼

 

※アメーバブログでも、同様の正直節約マンションをテーマにブログを書いています。

最後の方に私の好きなサブカル系音楽等の紹介も付しまして。お時間にゆとりがありますときに。

 

 shojiki-setsuyaku-man55さんのプロフィールページ

 

長期修繕計画案を微調整できるようになるための礎を積み重ねる⑳【密着工法と通気緩衝工法・給排水設備の刷新】+交流会で情報を知る効能

ブログを拝読頂き、ありがとうございます。

正直・節約マン(ション)小沼です。

 

◇7月も下旬に差し掛かります。暑いです。とても厚いです。加えて蒸します。そう、とても蒸し暑いです。ジャングルみたいです。熱帯雨林みたいです。<行ったことはないけど>

 

 ジャングルと言えば、1973年生まれ、ガンダム世代の私は『ジャブロー』というワードが浮かんできます。<確か、実際の世界のどこかの地域を参考にしたかと>

 

 とても蒸し暑いなか、自宅 門前仲町から江戸川区の平井のマンションに写真をしに行きました。往復2時間弱。電動自転車で。

 

 汗だらで、湿った南風を顔面に受けながら、自転車をこいでいます。早く家に帰り、冷房かけないと干上がりますわ( ;∀;)(*_*)

 

 京葉道路沿い、江戸川区から江東区の境を流れる旧中川。その川脇で生物を発見。川面にひょっこりと出る立木に2羽の鳥。

 

もう1匹、現れ3匹に。結構なデカさです。手前の奴は映えを意識?<単に羽を乾かしているだけ?>両翼を広げて写真におさまってくれています。

 そこで、つぶやきました。『ここは、日本のジャブローか!』

 

 マンションの売買仲介の仕事をしていますと、「江東区、江戸川区はハザード(マップ)が気になります」と、稀に目にし、耳にはさみます。 『それもあるかもしれませんが、良いところですよ!』と、咄嗟に空返事を。

 

 心の中で『何せ日本のジャブローですからね!』と呟いている自分がたまに、います。 

門前仲町の上空には絶えずがウミネコが飛び、鳴いています。

↓ ↓

 

 

 『売却マンション募集中』チラシを配布し終え、四ツ目通りと葛西橋通り付近の『横十間川親水公園と仙台堀川公園の交差』するところに深夜近く、自転車で通ります。

 

 おびただしい数のデカい白色の鳥が木にとまっているのを目にします。『もうこんな時間なので、ちょっと静かにしてください』と突っ込みしたくなるくらい賑やかでした。<近くに何件かマンションがあるのですが、住人の方たちは慣れているのでしょうか…。>

 

 最近、出だし 脱線しがち…。('Д')('Д')

 

 そうだ。マンション管理士として、少しでも普通の人たちに役立つと思われる情報を発信するためでしたね。 ブログという修行を継続しているのは!(*´Д`)

 

 いつも、定期的に引用させてもらい、ありがとうございます!

公財マンション管理センターさん発行、月刊マンション管理センター通信 2026年5月号 24、25ページの記事。

 

 執筆者の大滝さん。不動産とは全く関係のない仕事のサラリーマンをされていて、2004年にマンションを購入。購入時に販売会社から、管理規約、長期修繕計画案などを渡され、目にしたことを機会に勉強を開始し、2007年にマンション管理士試験に合格。

 

 その後、サラリーマンをしながら、柏市のマンション管理士会に属し、行政の行事の『相談会』にコツコツと参加。退職後も継続されていることが書かれています。振り返れば18年間と、朴訥に綴られています。

 

大滝さん活動のなかで、高経年マンションのリアルを知り、愕然とし、その状態から脱却をはかるには『交流会』が有効では、と説いています。 『交流会は何気に有効な手段、方法である』と、もっとアピールしていきたいとも。

 

 大滝さんが交流会の司会・進行役となったときは、「課題改善の活動をはじめたばかりのときの苦労話」を話してもらえるよう意識している旨。

 

 大滝さんはプロセスを聞き出し、そこから何かしらヒントを見い出して欲しい狙いを説いています。 はじめからスイスイと上手くいくことはなく、少しずつ改善していく手掛かりを交流会から掴んでもらいたい、と。

 

 例えば『修繕工事会社の会社選定は、日頃の小修繕で相見積もりを取ることから、始めた』『広報紙でも情報発信からスタートし、徐々に組合員の関心を高め、イベント開催に至った』など。

 

◎他の管理組合との悩みの共有や解決方法を共に考える場として、多くの方が交流会に参加することを推奨されています。

 

大滝さんは仕事のマンション管理のこと以外にも、『老後の備えのための学び』もあったと述懐されています。 『備えは早く始めるに越したことはない』ひいては、感心もったことをきっかけに、専門家への相談や、他の管理組合と交流を持つことも、長い目で見ますと『同じ目的をもった人たち』と、どこかで関連し合うことができるのでは、と。

 

 私はこの動きを【緩いつながりの効用】と、説きます。 特に男性は、この効用を身につけておいた方が良いのかなとも。

 

 

 活動に慣れてきたら、自ら率先して『交流会』を企画してみては、とも大滝さん唱えています。 緩いつながりは、何かしらのタイミングで、派生していく展開はありますからね!!

 

 

◇これから示す内容は、私が特に想いを込めて伝えたいことなので、ここ何回かの はてなブログに連続して掲載しますことをご理解くださいませ。

 

 売買仲介の取引において、大規模修繕工事、長期修繕計画案<案であり、あくまでプラン、決定事項ではない>のことについて、どこまで客観的且つ科学的指標で、お客様に寸評コメントができているのか? 自問自答は、つきません。

 

 想い浮かんだワードです。

 

・修繕工事を行なう意味合い。

『美観を良くする』

『機能向上もしくは機能維持』

『日常生活に支障をきたすことを予防、抑制』

『命に別状があると想定される事象を予防、抑制』

 

上記4つのポイントを、どういう内容をいくらの費用で、今 実施しなければならないか、もう少し周期を延ばしたり、仕様変更で費用を抑えられないか。

 

・チェックする立場の人は、どのような観点で見ているのか。

『設計仕様について、深堀りしてる』

『使用する材料の質、用いる工法、もう少しグレードを落とすと費用がいくらになり、

何が懸念されるか、その留意点』

『工事後に大掛かりでない、軽微な不具合が生じたとき、これはアフター保証の対象内かどうかの判断。施工業者への指摘』

 

・大規模修繕工事の実施した際のプロセス、背景はどうであったか?

『もし不具合が生じたら、どう責任を取るのですか?』と理事長もしくは、ごく少数の理事会メンバーに、業者側が攻め込む展開があったか。

 それに対し、理事会、管理組合側も あっさり応じて(屈して)しまったか、他の詳しい所有者、信頼できる専門家に相談し、理事会や管理組合で団結する機運を醸成したか、これも長い目で見たら、とても大事な視点です。

 

等のポイントを押さえた、客観的な寸評コメントができるようになりたいです。

 

 

<ここから、いつものひな型文に戻ります>

タイトルの件です。 大規模修繕工事のことは、一般人には分かりにくく、複雑です。

 

 そこを何とか、自分なりに細分化、嚙み砕いて理解したい想いと、来年2026年9月上旬に行われる(一社)マンション管理業協会 主催の民間資格「マンション維持修繕技術者」試験の勉強に参考となる。

 

 2つの理由で、書いています。 アメーバブログやはてなブログで、書き始めました。本を写経的に引用させて頂き、自身なりに気付いたことを、寸評的にコメントし、血となり肉となり、いつかはマンション管理士として、皆さんのお役に立てれば、という いきさつです。

 

 引き続き、ありがたくも写経的に引用させて頂きます。2021年4月 (株)セルバ出版 発行、一級建築士、一級建築施工管理技士の資格を持ち、修繕工事会社(株)スマイルユウ 代表 大塚義久さん著書『鉄骨と鉄筋コンクリートの建物修繕がわかる本』 第5章 「屋上防水修繕の必要性」 9節と10節 154~159ページ。

 

▢防水修繕後のメンテナンス時期は定期点検と経過年数から判断:

・ウレタン防水のトップコートは、

A.アクリル系トップコート[耐用年数5年]とB.フッ素系トップコート[耐用年数10年超]の2つがある。

 

☑3~5階の低層マンションの屋上は、たまった土の清掃をすれば、防水層を長持ちさせることができる。それに加え、清掃時に異変に気付き、補修をすることもできる。

 

☑初回の防水工事で重要なこと。 それは押さえコンクリートと防水層の下地密着や、伸縮目地がある場合の目地処理の方法。

 

☑防水工法の選択ミスにより防水層に膨れや亀裂が入っている場合、既存塗膜を撤去して、新たに正しい工法で防水修繕をする必要があることに留意する。

 

▢2回目以降の防水修繕をする建物の約半分に、初回の工法に誤りあり:

・著者の大塚さんの経験則では、初回の防水修繕が適切行われること、や、2回目の修繕の時期も適切に行われている建物は少ないという見解。

 

<『公共建築改修工事標準仕様書』にのっとり、標準的な材料や工法で実施し、チェックしているのではないの…?>

 

☑防水修繕工事では、A.基本的な防水工事と、建物とB.「取り合う箇所との関係工事」の2つがある。 雨漏り等 不具合が発生しているのは、B.「取り合う箇所との関係工事」に原因が多く発生している。

 

<では、「取り合う箇所との関係工事」での不具合事例深堀りし、その原因から、未然に不具合が生じないように補修できる方法を探れば良いのですね。シンプルに考えますと!

 

▢ウレタン防水工法には、

A.密着工法[防水層を下地と完全密着させる工法]

B.通気緩衝工法(絶縁工法)[防水層を下地と※半密着させる工法]

の2つがある。

 

※密着性が重要であるのに、半密着とする意味合い(目的)は、下地と防水層の間に空気層を強制的に設けることにより【下地内の水分を通気流通させ、脱気筒を通じ外部に換気するため】です。

 

 このB.通気緩衝工法は、『新築時の防水が押さえ工法の場合や、下地に水が含まれている可能性がある場合』に用いられる。

 

 換気機能の必要性は、仮に下地内の水分換気がされない状態で、防水層内部の水分がそのままの状態になると、その水分の影響により、下地と防水層が剥離し、浮きや剝がれ生じてしまう。

 

☑ポイント(要点)は、防水層の裏側からの湿気による影響を受け生じる劣化を防ぐことにある。

 

☑防水修繕では、下地の押さえコンクリートの目地や、クラックの伸縮が、修繕防水層の亀裂や割れの発生の原因となる可能性もあり、その影響を防止するためでもある。

 

☑☑通気緩衝工法を使用しないで、大塚さん見受けた施工ミスの事例:

△△密着工法に脱気筒のみを設置しているケース。

もう少し詳細な書き方で、△△押さえコンクリートに入れてある伸縮目地の交差部に脱気筒を付けているケース。

△△△上記のケースで生じる現象。防水層の内部に空気を流す緩衝材がないので、脱気筒周辺以外は空気が抜けず、行き場のない水分がウレタン防水塗膜を剥離し、膨らんでしまう。

 

▢B.通気緩衝工法には、更に2つの工法がある。

B.の①:通気緩衝シートという穴の開いた有孔ポリエステル不燃紙を敷いてからウレタン防水材を塗る工法。 →通気緩衝シート工法

 

この工法は、通気緩衝シート敷いた後に固定するため、ウレタン主材を穴が埋まる程度塗り、固定をする。

 

B.の②:通気緩衝マット(自着マット)を敷くことで、マット自体が下地と半接着となり、通気機能を発揮し、下地水分の換気機能を持つ工法。→通気緩衝マット工法

 

この工法は、通気緩衝マット(自着マット)を敷き、後で目止め固定用のウレタン主材を塗る必要がなく、防水主材を塗る工程に移れ、工程を省略できるため、工事コストを安価することができる。

 

通気緩衝マット工法は、工事コストは抑えられますが、浮きや剥がれが発生しやすく長い目で考え、Bの①:通気緩衝シートの方が良いことが、最後に書かれています!

 

▢2つの工法のメリット、デメリット:

・接着力があり、耐久性が高いのは

B.の① 通気緩衝シート工法>B.の2 通気緩衝マット工法

※大塚さんの現場目視による体験でも、B.の2 通気緩衝マット工法の方に浮きや剥離が発生されていることを見受けている旨。

 

 それに比べ、B.の① 通気緩衝シート工法の現場は、【浮きや剥離が発生していることは、ほとんど見られない。】

 

☆【浮きや剥離が発生していることは、ほとんど見られない】イコール、既存防水層を全面撤去するか、脆弱部のみの補修で済むかの違いになり、コストを抑えられることにもつながると、大塚さんは結ばれています。

大塚さん

 

 

 

 

◇定期的に修繕工事の設計や施工のセミナーに参加させてもらったいますNPO法人リニューアル技術開発協会さんが監修する本。 2014年11月 (株)日刊建設通信新聞社 発行 『新築現場が知らない知識-マンション修繕技術者の視点から-』より。

 第4章 マンションにおける給排水・機械・電気等設備のあり方 第1節 修繕の現場では 74、75ページ。

 

※この本が発行されたのは2014年。書かれている内容は2010~13年くらいと思われます。

・劣化した配管は、築20年程度を目安に修繕が行われている。<20年で配管はダメになる?> 

 

修繕に使用する配管材料は、耐腐食性を重視し、【ステンレス系】か【樹脂系】、【管と継手の接合は、職人の技量に左右されにくい「差し込み式」】が主流となっている。

 



 

 

※配管の交換時に材質を高耐久性のものにする以外で、給水と排水の【システム】自体の変更も行われている。 

 

☑給水では【配管経路を変えることで、バルブなどの操作性を高め、露出部や雨掛かり部を少なくしている。

 

 

 

☑排水では、【雑排水分流式(→雑排水と汚水を違う管で排水)から、雑排水合流式(→雑排水と汚水を同じ管、1本化し、コストダウンや空間が広く使える)に変更し、合理性を高め、修繕コストの低減が考えられている。

 

※給排水管の設備工事は、プレイヤー(発注者、受注者)(工事を依頼する側、行なう側)による対相手さんへ仕上げなけれならない時間や、工事を行う環境の違いがあることを知る(認識する)。

 

・新築工事は金額が高額で、BtoB(相手も業者)期日の考えもよりシビアに考える。

 

 一方、修繕における給排水設備工事は、新築と同様な金額、工程もあるが、一番の違いは『居住中』であること(工事現場の環境)と、高齢者が増えてきている昨今、一度工事をする以上は、『不具合が生じないで、長く生活できるようにする』ことが、ポイントの違いである。

 

 

 

 座学による知識、情報を植え付け、集積することも、必ずしや意味があり、何かしらの際に役立つと思います。常に何かに関連させられないか、ヒントにならないかをイメージトレーニングする習慣にしたいと思います。

 

◎大塚義久さん『建物の修繕が分かる本』やNPO法人リニューアル技術開発協会さん『新築現場が知らない知識』は建物全体や部位の構造を物理的部分、成り立ちから掘り下げて修繕することを考える、良い訓練になります!!

 

 

⇒shojiki.setsuyaku.mansion@gmail.com

 

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2026年 7月21日

正直・節約マン(ション)

 小沼

 

※アメーバブログでも、同様の正直節約マンションをテーマにブログを書いています。

最後の方に私の好きなサブカル系音楽等の紹介も付しまして。お時間にゆとりがありますときに。

 

 shojiki-setsuyaku-man55さんのプロフィールページ

 

長期修繕計画案を微調整できるようになるための礎を積み重ねる⑲【ウレタン防水と防水層の貫通孔・共用部給排水設備の不具合】+長期修繕計画案のあり方

ブログを拝読頂き、ありがとうございます。

正直・節約マン(ション)小沼です。

 

◇なかなかお日様が、顔を覗かせません。ここ2週間で、日が照った時間は何時間くらいか指で数えられるのではないでしょうか??

 

 そんなスッキリしない天候のなか、江東区 東陽町駅の近くにある公の機関に、運転免許証更新手続きに行ってきました。 8時30分前後に到着し、受付するのに時間は長く掛かりましたが、1時間の講習と新しい免許証交付はサクッと終わり、11時前には施設を出ました。

 

 数日前にスマホにやってきたアメリカのオルタナティブ系ロックバンド ストーンテンプルパイロッツの3枚目のアルバム『ヴァチカン』2021年リマスター版が、頭の中をグルグル巡回しています。

 

 このアルバムの曲を聴くと、無性にドライブに行きたくなります。スカッと晴れた日に。 思い返しすこと30年くらい前の大学生のとき、このバンド、このアルバムに出会いました。

 

 当時はバイトで学費を稼ぎ、足らないお金は奨学金でまかなっていました。一定以上の成績を上げないとゼミに入れないシステムの大学でした。

 

 バイトと授業以外は結構とうか、かなりヒマでした。あり余る時間を、資格取得の勉強や、就職活動時の話のネタ用に、東京23区内の全ての図書館に巡りや、パンク、ニューウェーブ、オルタナティブ系ロック等ニッチなバンドのCDを借り、安売りテープにダビングすることに、ひたすら費やしていました。

 

 嗜好の合いそうなバンドの情報は、それこそ図書館であったり、古本屋で購入した雑誌。 ロッキンオンは4~5年くらい(月刊誌なので50冊以上)集めていたかと。色々な場所の古本屋を回ってバックナンバーをコレクトしていましたね。

 

 移動手段は、当時高田馬場で一人暮らしをしていた高校時の友人から自転車や原付を借りていました。たまにメシをおごるくらい費用で。この頃から節約イズムは芽生えていたのですね。振り返りますと。

 

 で、出会ったストーンテンプルパイロッツの『ヴァチカン』を実家の千葉市花見川区にあった古い車のオーディオで聴きながら、半ばやけくそ気味にドライブした記憶が甦ってきます。

 

 何にやけくそになっていたかと言うと、友だちや彼女が上手くできない現状や自身の性格や、能力、行動力の無さに対して。 で、社会人になり環境が変わり、ほぼ成績を上げるために時間や人生が消費される沼った状態にはまりまくり。

 

 で、1年半前にサラリーマンからフリーランスになると、大学時代と同じような、ゆとりがある時間に囲まれる生活に舞い戻る、と。

 

 時間が経過し、残りの人生に対しての諦念や、以前と比べると減耗している欲望度ではありますが、根っ子の部分の自分はそう変わっていないなぁ、と。

 

 そう、虚しさ、切なさから生じる独特な色気を追い求めていたと思われるストーンテンプルパイロッツのヴォーカル スコット・ウェイランドさんのごとく。 この方、確か50代前半で薬物依存を理由にお亡くなりに。

 

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  誰も望んでもいない自己開陳。私は一体何をしているのでしょうか?( ;∀;)(*‘∀‘)

きっと停滞する梅雨前線の影響です。 低気圧やじめっと湿り気がありますからね、空気には。

 

 そうだ。マンション管理士として、少しでも普通の人たちに役立つと思われる情報を発信するためでしたね。 ブログという修行を継続しているのは!(*´Д`)

 

 いつも、定期的に引用させてもらい、ありがとうございます!

株式会社不動産経済研究所発行、月刊マンションタイムズ 2026年4月号 3面の記事。

 

住総研、正式名称は一般財団法人 住総研事務所という中央区日本橋にある団体さん。

超高層住宅とあるので、タワマンの長寿命化、先々を見据えた研究の発表会なのでしょう。

 

研究の主なテーマ。『設備の更新時の課題』『長期修繕計画検討のあり方』『支援する人材』

 

タワマンには多数のエレベーターや非常用発電機などの機械設備がある。 その機械設備の改修工事にもお金が掛かる。 その費用をいかに抑えるための方策として【周期を20年に1度にし】、【これらの機械設備と修繕工事が重ならないようにする】よって、必然的に【大規模修繕工事の回数を減らす】としています。

 

【エレベーター更新は長期修繕計画案の中で2回入れておいた方が良い。その方が、工事費用の変動にも対応できる】とも指摘しています。 タワマンでエレベーターが動かなかったり、故障が頻発したら、住人の生活も大変でしょうからね。

 

 タワマンで屋上や壁からの水(雨)漏れや、外壁タイルの剥離などは余り聞いたことがないので、大事な機械設備の改修工事に優先度の重きを置いた方が良いという専門家の指摘は的を得ていると思います。

 

『長期修繕計画案の見直し』は、「修繕履歴の確認」「現地調査」「所有者、賃貸で住んでいる居住者へのアンケート」で現状や要望を把握することが大事。

 

 また見直し時は「新築時の数量調書」や「各マンションの特性を事前に把握(知ることが)できる資料や情報」を基に実施設計を作成することができれば、品質や精度が高まる。 それに加えて【適正な工事費が算出でき(必要以上の予備費を抑制)】【計画段階で性能向上を検討する】ゆとりもできるとのこと。

 

 ブログを書いていてよく見かけるワードとして『アンケートにより状況を知ること』があります。 住人の生の声は、修繕工事のプランを立てたり、設計や仕様を精査し、決定するのに有効な情報なのでしょう。

 

 

建築設計と機械・電気設備設計の担当により、見解が異なり、標準的なプラン、仕様書の作成や、他のマンションの情報共有をして、課題解決を水平展開することは難しいとしている。 設計コンサルタント業界が一枚岩になったとしても。<ガラス張りになり過ぎても、利益やお金が絡むので、やりにくい(素人には分かりにくい)ことを保っておきたいのでしょう…。>

 

 設計コンサルタント界で長く実績を積み重ねている女性建築士の江守さんは【修繕履歴と、そのマンションの工事内容細部を調査することで、標準化できる部分もあるのでは】と投げ掛けています。<それは、そうでしょう。 そう複雑でなく、シンプルなことを標準化していくことにより、課題解決方法を模索していくしかないと思います。>

 

〇前々から思っていました。 世の中は経営コンサルティングや監査がビジネスとして成り立っています。 コンサルティング業界は隆盛状態とも、目にします。

 

 総戸数の大きいマンションやタワマンはもの凄く多額の工事費用が掛かります。その改修工事をマネジメントする人材が増えたりや、ビジネスがもっと出てきても良いのでは?と思うのですが、皆さんはどうお考えでしょうか。

 

・電気設備と機械設備の両方に対応できる人は少ない、タワマンの修繕工事をトータルでマネジメントできる人もしかりという現状が背景にあり。

 

・改修設計コンサルタントを業務としてされている(請負っている)人が少ない。イコール、ビジネスとして認知されていない? (?_?) 何故でしょう? チェックされてしまうと、業界的に困ってしまう、談合体質が常態化していることが、考えられるのは。

 

 他の経営コンサルティング業界のように、大きなお金を扱う修繕工事を行うにあたり、健全にチェックできる人が増えてきて、ビジネスとしてもっと世の中に普及してきても良いと思います。

 

 少子高齢化が進み、いびつな人口動態構造になり、お金の動きが鈍ってくると想定されるので。 少ない人数を補うのは、機械や生成AIなどを駆使して。

 

・修繕工事はプラン、実施設計をチェックするだけでなく、所有者の合意形成もしなければならない。 どう(情報提供)すれば上手く合意形成できるか、そのノウハウも教育等により情報共有するシステム(体制・体系)を整えること。

・管理組合、管理会社のフロント担当も、マンションの建物や設備の維持管理業務に長期に渡り、継続的に携わることができない現状もあり。

 

<このあとは、この記者さんはじめ、この研究会に出席しているメンバーが【マンションを30~60年間継続して建物と設備を見守っていくために、『社会としてテーマ』と認知して、皆で考えていきましょう】という展開に。

 

 少しずつ、永遠なる微調整を積み重ねて、改善していくしか方法はないかもしれませんね。>

 

・大学教授の秋山さん

『プロジェクトマネージャー、工場管理のプラントエンジニアリングのような立場の人が出てくるようなシステム造り』や『電気と機械両方に精通した人が少ないのであれば、2つを分業して専門家がサポートする体制』を提言。

 


〇秋山さんのまとめ

【(前置きとして課題は山積みであるが)管理組合と専門家が一緒になり30~60年スパンの計画を見据える】【そのためには、課題を整理し、技術向上できる情報を提供し、理解してもらう】こと。

 

 シンプルに考えますと、【30~60年という非常に長いスパンである】がありますが、それ以外は【課題を整理、発見し、技術力や企業努力、専門家の知恵により、どう微調整を積み重ね、乗り越えていくか】でしょうね!(*‘∀‘)

 

 

◇これから示す内容は、私が特に想いを込めて伝えたいことなので、ここ何回かの はてなブログに連続して掲載しますことをご理解くださいませ。

 

 売買仲介の取引において、大規模修繕工事、長期修繕計画案<案であり、あくまでプラン、決定事項ではない>のことについて、どこまで客観的且つ科学的指標で、お客様に寸評コメントができているのか? 自問自答は、つきません。

 

 想い浮かんだワードです。

 

・修繕工事を行なう意味合い。

『美観を良くする』

『機能向上もしくは機能維持』

『日常生活に支障をきたすことを予防、抑制』

『命に別状があると想定される事象を予防、抑制』

 

上記4つのポイントを、どういう内容をいくらの費用で、今 実施しなければならないか、もう少し周期を延ばしたり、仕様変更で費用を抑えられないか。

 

・チェックする立場の人は、どのような観点で見ているのか。

『設計仕様について、深堀りしてる』

『使用する材料の質、用いる工法、もう少しグレードを落とすと費用がいくらになり、

何が懸念されるか、その留意点』

『工事後に大掛かりでない、軽微な不具合が生じたとき、これはアフター保証の対象内かどうかの判断。施工業者への指摘』

 

・大規模修繕工事の実施した際のプロセス、背景はどうであったか?

『もし不具合が生じたら、どう責任を取るのですか?』と理事長もしくは、ごく少数の理事会メンバーに、業者側が攻め込む展開があったか。

 それに対し、理事会、管理組合側も あっさり応じて(屈して)しまったか、他の詳しい所有者、信頼できる専門家に相談し、理事会や管理組合で団結する機運を醸成したか、これも長い目で見たら、とても大事な視点です。

 

等のポイントを押さえた、客観的な寸評コメントができるようになりたいです。

 

 

<ここから、いつものひな型文に戻ります>

タイトルの件です。 大規模修繕工事のことは、一般人には分かりにくく、複雑です。

 

 そこを何とか、自分なりに細分化、嚙み砕いて理解したい想いと、来年2026年9月上旬に行われる(一社)マンション管理業協会 主催の民間資格「マンション維持修繕技術者」試験の勉強に参考となる。

 

 2つの理由で、書いています。 アメーバブログやはてなブログで、書き始めました。本を写経的に引用させて頂き、自身なりに気付いたことを、寸評的にコメントし、血となり肉となり、いつかはマンション管理士として、皆さんのお役に立てれば、という いきさつです。

 

 引き続き、ありがたくも写経的に引用させて頂きます。2021年4月 (株)セルバ出版 発行、一級建築士、一級建築施工管理技士の資格を持ち、修繕工事会社(株)スマイルユウ 代表 大塚義久さん著書『鉄骨と鉄筋コンクリートの建物修繕がわかる本』 第5章 「屋上防水修繕の必要性」 7節と8節 148~154ページ。

 

 

▢ウレタン塗膜防水の特性:

・ウレタンとい液体状の塗膜を塗ることにより、『ゴム状と一体なった層形成』により防水機能が生じる。

 

・施工が容易で、専門業者以外の塗装工、左官担当でも工事を行える。

△専門業者以外の塗装工、左官担当以外は専門知識がないため、本来の品質や性能が確保されない工事をしてしまうこともあるので留意する。<防ぐには、専門知識がない人がするとき、工事前にきちんとした情報を提供してあげること、でしょうね!>

 

☑ウレタン防水工事の仕方は、『基本的な施工方法や手順についての仕様書に書いてある。』 とは言えども、職人より腕の違いは生じてしまう。少しでも平準化するため、最重視するのは【塗り厚】。

 

☑ウレタン防水の主材は2回に分けて塗ったうえ、更にトップコートを塗り仕上げる。

防水性能に一番関係するのが、【塗り厚】。

 

☑通常歩行をするところは【塗り厚】2mmが標準。

☑【塗り厚】2mmを確保し、適正なメンテナンスをすれば、10年間の防水性能を維持できる。

 

▢施工現場では様々な形状の箇所や部位がある。【塗り厚】2mmが確保しにくい難易度の高い箇所に、立上がり部分がある。 なにせ立上がり部分は垂直面なので、レベリングタイプとは別の材種のパテ状のものを使用することが、カタログに書いてある。

 

△材料メーカーのカタログ(仕様内容の詳細記載部分)に書かれてある材種のものを、きちんと使用しないと、【塗り厚】が確保されず、本来の耐用年数(10年間)に満たない期間に防水性能を失い、雨漏りの原因となることもある。 <きちんと使用したかどうかは、信頼できる専門家にダブルチェックをしておくことが良いですね!>

 

☑ウレタン防水の材料は、様々な材料メーカーから販売されている。メーカーごとに特徴があるので、その箇所に適した材種、材料を使用すること。

 

・主材はどのメーカーもほぼ一緒。ただし、『下地との相性に関係する通気緩衝シート』や、『防水層を保護するトップコート』には違いがある。

 

・『通気緩衝シート』は通気マットというシート接着面に『通気ルートが取れているシートを直接貼るもの(A)

と、

『穴あきフェルトシートを敷いてから(B)』ウレタン塗材を塗る工法の2つがある。

 

防水保証期間の10年前後に行う修繕工事のコストや施工性についても考慮し、ウレタン塗膜防水工事を行うこと。<10年を超えた期間を考えて、経済的にも適した材種で実施することを、客観的にアドバイスしてくれる専門家と協力して行うことが良いですね! 長きに渡り、協力し合いできる方にサポートを依頼するのが、ベターです!

 

 

▢マンションの屋上には、設備機器や給水タンクがあったり、屋上に上がるための塔屋があったりする。

 

 よって屋上防水層には、平場と立上がり部とから成り、プールのような状態の中で雨水を受け、ルーフドレン、雨どいへ雨水を流し、排水する構造となっている。

 

△『何度も防水工事をしているにも関わらず、漏水を繰り返す』建物には大きな欠点がある。 それは、平場と立上がり部はしっかり施工されているが、【関連する他の取り合い部の処理が、きちんと行われていない】という点である。

 

 例をあげると、【建物内部に貫通している給水配管】が、その一例である。

 

▢給水配管は冬季の凍結を防ぐため、配管に保温処理がされている。その保温材料は、スチロールや石綿など空気分を多く含む材料で出きていて、外側を包帯テープやラッキング(板金)でカバーしてある。

 

 この保温処理された状態の配管が、壁や防水層を貫通すると、貫通部周りで防水処理がしっかりとされていても、それ以外の配管部分で、保温材内部の空間から、雨水が建物に侵入するケースがよく見受けられる。 

 

 ※上記の水漏れ原因を、大塚さんは『とても多い現象』と書かれています。よ~~く注意し、念頭に置いてことに臨みましょう!!

 

 

▢防水層に空いている様々な開口や穴の処理方法:

・防水層には様々な穴や隙間があり、この部分に直接雨水があたらないように笠木を付けたり、端末シールを打つ等、適切な処理をすることで防水性を高める。

 

・末端部のアルミ笠木内部は、1度アルミ笠木を取り外し、パラペット天橋まで防水処理をすることで、強風雨時に生じる笠木内聞への雨の吹込みがあっても、雨漏りを防ぐことができる。

 

『塔屋』にも忘れずに防水処理をする。

・塔屋は、屋上に上がる昇降のための階段室。大きさは縦2m×横3m程度。塔屋の立上がり橋部には、押さえモルタルが塗ってあるだけ等、末端部に直接雨がかかる状態になっていることが見受けられる。

 

 塔屋は末端部だけでなく、壁自体が開口部と考えられるため、外壁に設置してある照明器具、コンセント、給排水管等も、その付け根にシーリング材で防水処理を行うこと。

 

 塔屋の設置してある照明器具、コンセントなどの機器や給排水管のつなぎ目から内部に雨水が入ると、それを辿りスラブ内を通過し、下階天井部に雨漏りを生じさせることになることもあり、特に注意が必要。

 

 

 

⇨著者の大塚さん、現場での雨漏りの対応を沢山されています。 こういった経験を基に書かれてている発生原因、発生個所、対応策などを私たちも知り、理解し、トラブルになる前の処理(ならない対策)や、生じてしまったときに落ち着いて応対できるための思考訓練をしておきましょう。

 

◇定期的に修繕工事の設計や施工のセミナーに参加させてもらったいますNPO法人リニューアル技術開発協会さんが監修する本。 2014年11月 (株)日刊建設通信新聞社 発行 『新築現場が知らない知識-マンション修繕技術者の視点から-』より。

 第4章 マンションにおける給排水・機械・電気等設備のあり方 第1節 72、73ページ。

 

 

 

▢マンションの給排水管のことを知る、考える、理解する。

☑どこを通っていて、どういった材質が使用されているか。

 

△ねじ切り部などの錆止め塗料を行うべき箇所に、全く処理がされていない。

△異種金属が接合されているバルブや各戸減圧弁、水道メーターなどの【配管に重荷が多くかかる箇所に、支持金物が設置されていない。】

 そのため、築18年目で配管が折れ、漏水事故が多発してしまった事例の写真。

 

△ユニットバス裏の給湯管の不具合事例。 ユニットバスからの配管とガス給湯器からの配管のねじの種類が違っていた[平行ねじとテーパーねじ]ため微量の漏水が長期間生じていた。

 

 

△屋上に設置された給水管。メンテナンスすべき機器類付近に、腰高くらいの高さの配管があるため、作業者がぶつかったり、上に乗ったりして保温カバーに相当な凹みが見受けられる。

 

 新築時の配管経路設計(計画)の配慮不足を執筆者さんは指摘。

 

 

△こちらも屋上。 給水を系統ごとに止めるための系統バブルが、風雨の影響を受ける屋上に設置されていると劣化が進み、いざという時にバルブが開かないこともある。

 

 緊急時に止水したい場合に、屋上まで行ってバルブを閉めなければならないので、危険が伴う。 

 

→バルブ類はパイプシャフト[PS]内など雨掛かりがおきない場所へ、設置が望ましい。 こちらも新築の計画断簡で考慮してもらいたいですね。

 

 

 

△専有部分内の事例。 ユニットバスと住戸界壁の間にあるパイプシャフト[PS]内に、給水立て管、雑排水立て管、ガス立て管の3つが設置されていた。

 

 執筆者さん、またも新築時の計画配慮不足を指摘。 このケースで考えられること。

建物外部(専有部分の外部)への露出配管を望まない場合でも、建物内部(専有部分内)の違う場所にパイプシャフト[PS]を設け、そこに配管を敷設しても良いのでは、と言いたかったのでしょう!

 

<この箇所にパイプシャフトがあると、ユニットバスと一緒に、いわゆる みちづれ工事しなければならず、となると費用もかさみますからね…。>

 

 

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2026年 7月8日

正直・節約マン(ション)

 小沼

 

※アメーバブログでも、同様の正直節約マンションをテーマにブログを書いています。

最後の方に私の好きなサブカル系音楽等の紹介も付しまして。お時間にゆとりがありますときに。

 

 shojiki-setsuyaku-man55さんのプロフィールページ

 

長期修繕計画案を微調整できるようになるための礎を積み重ねる⑱【露出防水工事と防水の下地処理・管理の視点から修繕工事を考える】+一棟リノベーションの可能性

ブログを拝読頂き、ありがとうございます。

正直・節約マン(ション)小沼です。

 

◇京浜急行線『横須賀中央駅』利用地域にあるマンションの販売活動をさせて頂くことになりました。 その方は、2025年12月に江東区のマンションをご購入頂きました。お引越しをされ、少し落ち着かれた頃にお声掛け頂きました。

 

 リピートしてくださった大変ありがたいお客様です。 

 

 マンションの周辺には、複数の商業モール、大きな公園、総合病院、郵便局、市役所、裁判所などがあり、アップダウンが多い神奈川県のイメージがありましたが、平坦

なので 非常に生活がしやすいところだなぁと、しみじみと思いながら、グルグルを街をしるため、歩いていました。

 

 真っ白な制服を着て、姿勢正しく颯爽と闊歩する学生さん、昔は水平さんと言ったのでしょうか。はたまた ガタイの良いアメリカ海軍さんと思われる方たちと、すれ違いました。

 

 販売活動中のマンションも海まで歩いて10分もかからないくらいの所にあり、漁港であり、軍港の街でした。 途中で立ち寄った軍艦三笠と東郷平八郎さんの銅像のある公園。

 

 そう言えば、著名な若手大臣さんも確か、この地域が母体であったかと。 偶然にも、数日前のネットニュースで、その大臣さん、東南アジアの国のお偉いさんと会合していて、日本に戻る前に『三笠』の模型をプレゼント。

 

 その大臣さん、『覚醒』とか、『近隣の大国に、強気な発言』とか、巷間を賑わせいる様子です。 ある識者からは、このプレゼントを渡す行為は、現在の近隣諸国との関係や紛争地域からの海運ルート、歴史背景も合間見てか『1国の大臣としては、配慮が欠ける』云々とツッコミされていましたね。 


『横須賀中央駅』駅近くに2028~29年くらいにホテルやタワーマンションが、更にできるようです。再開発として、賑わいは続きます。 

 

 でも ご多分に洩れず どこの再開地域でも高齢化少子化の波に、抗えるわけではなく、一時的なにわか盛り上がりはあれども、今後このままでは街は大丈夫なの?というネット記事を見つけました。

 

 横須賀市・三浦半島タウンニュースさんが発信、2023年1月の記事。記者さん先々を見据えたところまで、インタビューしたり、記事を上手くまとめています。分かりやすい記事を書くことは凄いことですし、羨ましいです。 能力、センスであると思います。

 

 横須賀中央地区 進む「まちなか居住」 マンション建設ラッシュ | 横須賀・三浦 | タウンニュース

 

 さぁ書くマインドが盛り上がってきました。

 

 いつも、定期的に引用させてもらい、ありがとうございます!

株式会社不動産経済研究所発行、月刊マンションタイムズ 2026年5月号 7面の記事。

 

 

ノンフィクション作家の山岡さん。最新の著書は、アフガニスタン等 中央アジアのインフラ施設確保に中年期以降の人生を捧げ、銃弾によりお亡くなりになられた仁義と人道を貫いた立派な医師:中村哲さんと取り上げられています。 山岡さんの通底するスタンスやポリシー伺えますね!

 

※マンション関連法の内容に建て替え、敷地売却に加え、『再生の円滑化』すなわち『一棟リノベーション』法制度ができたようです。 今回の記事は、国土交通省も参考にした建築家:青木茂さんが1990年代から取り組んできた「リファイニング建築」の内容です。

 

青木茂さんの活動をサイトで知ることができます。

 

『リファイニング』とは、『古い建物を活かして使用する』こと。

より緻密、細密に定義しますと、『既存建物の耐震性能を建物の軽量化や耐震補強により、現行法レベルまで向上させると共に、既存構造躯体の約8割を再利用し、建て替えの約6~7割の費用で、大胆なデザインの転換や用途変更、設備一新を行う方法』である、と。  

 

 建物全体のリサイクルとでも、言いましょうか。

 

 

※キーワード:新しい法律では、耐震性不足、外壁の剥落、給排水管の著しい劣化等「客観的事由」が確認できるとみなされた場合、『4分の3以上』賛成で、一棟リノベーションができるようになりました、と。

 

現行の法律では同等規模の建物が建てられない、すなわち既存不適格マンションも、解体せずに、躯体をそのまま生かす一棟リノベーションであれば、表面的には何ら問題はありません。  建築費を銀行の融資を受け、行うことも。

 ただし、青木さんが考える留意点。 「既存不適格の範囲内で改修」するとして、その工事内容は、果たして「建築確認申請」が認められるのかどうか、のようです。 そのためには、チェックする側の立場の人も理解、納得できるような検査であり、方法を示すことがポイントになってくる、のでしょう。

 

青木さん福岡県の南部にある八女(やめ)市の朽ちていた老人福祉センターを、2001年3月にリファイニングして再生した経験、実績があるようです。

 

当時の市長であり、現参議院議員の野田国義さんは回想しています。

キラーコメントです。『高齢者だけでなく、幅広い世代、子供たちも利用できる施設』を『少ないお金で、建物を再生

高齢者だけでなく、幅広い世代、子供たちも利用できる施設』を『少ないお金で、建物を再生』山岡さんも同調しています。 自治体の公共施設と分譲マンションは同一視できませんが、「多世代」が使える空間を、再生後の建物に盛り込むことは時代のニーズに合っているのでは。

 

 少子高齢化が進むなか、一棟リノベーションで介護系の施設や多世代の交流スペースが生まれたら。 前向きな創造、想像を働かせることができますね!

 

⇨私も同調、便乗させてもらいます。 そのためには、やはり『お金は大事に使用する』ことにも繋がってきます。 大規模修繕工事、長期修繕計画案は、『前向きな一棟リノベーション』を実施するため、それを視野に入れた上で、熟慮して実施したいものです。

 

 次世代で生活していかれる方たちのことを考えましても!

 

 

◇これから示す内容は、私が特に想いを込めて伝えたいことなので、ここ何回かの はてなブログに連続して掲載しますことをご理解くださいませ。

 

 売買仲介の取引において、大規模修繕工事、長期修繕計画案<案であり、あくまでプラン、決定事項ではない>のことについて、どこまで客観的且つ科学的指標で、お客様に寸評コメントができているのか? 自問自答は、つきません。

 

 想い浮かんだワードです。

 

・修繕工事を行なう意味合い。

『美観を良くする』

『機能向上もしくは機能維持』

『日常生活に支障をきたすことを予防、抑制』

『命に別状があると想定される事象を予防、抑制』

 

上記4つのポイントを、どういう内容をいくらの費用で、今 実施しなければならないか、もう少し周期を延ばしたり、仕様変更で費用を抑えられないか。

 

・チェックする立場の人は、どのような観点で見ているのか。

『設計仕様について、深堀りしてる』

『使用する材料の質、用いる工法、もう少しグレードを落とすと費用がいくらになり、

何が懸念されるか、その留意点』

『工事後に大掛かりでない、軽微な不具合が生じたとき、これはアフター保証の対象内かどうかの判断。施工業者への指摘』

 

・大規模修繕工事の実施した際のプロセス、背景はどうであったか?

『もし不具合が生じたら、どう責任を取るのですか?』と理事長もしくは、ごく少数の理事会メンバーに、業者側が攻め込む展開があったか。

 それに対し、理事会、管理組合側も あっさり応じて(屈して)しまったか、他の詳しい所有者、信頼できる専門家に相談し、理事会や管理組合で団結する機運を醸成したか、これも長い目で見たら、とても大事な視点です。

 

等のポイントを押さえた、客観的な寸評コメントができるようになりたいです。

 

 

<ここから、いつものひな型文に戻ります>

タイトルの件です。 大規模修繕工事のことは、一般人には分かりにくく、複雑です。

 

 そこを何とか、自分なりに細分化、嚙み砕いて理解したい想いと、来年2026年9月上旬に行われる(一社)マンション管理業協会 主催の民間資格「マンション維持修繕技術者」試験の勉強に参考となる。

 

 2つの理由で、書いています。 アメーバブログやはてなブログで、書き始めました。本を写経的に引用させて頂き、自身なりに気付いたことを、寸評的にコメントし、血となり肉となり、いつかはマンション管理士として、皆さんのお役に立てれば、という いきさつです。

 

 引き続き、ありがたくも写経的に引用させて頂きます。2021年4月 (株)セルバ出版 発行、一級建築士、一級建築施工管理技士の資格を持ち、修繕工事会社(株)スマイルユウ 代表 大塚義久さん著書『鉄骨と鉄筋コンクリートの建物修繕がわかる本』 第5章 「屋上防水修繕の必要性」 5節と6節 141~148ページ。

 

▢新築時の屋上防水は、「露出防水」工法と、「保護押さえコンクリート」工法の2パターンがある。

 

▢「保護押さえコンクリート」工法:

・防水層の上に厚さ80mm程度のコンクリートが打設され、太陽の紫外線や熱による劣化を防ぐ。

〇耐久性が15~20年という長さが利点。

△改修工事を行う際、保護コンクリートの上に、伸縮目地の処理をしてから、露出タイプの防水改修を行わなければならない留意点もある。

 

▢「露出防水」:

・アスファルト、シート、樹脂系の3パターン

〇押さえコンクリートを打たないので、建物重量が軽くなり、建物構造施工費用が軽減される。

〇地震の揺れの軽減にも繋がる。

 

▢露出防水の工法に、「全面撤去」と「重ね貼り(オーバーレイ)」の2パターンがある。

 

▢防水工法の基本は『公共建築改修工事標準仕様書』に準じる。

・「新築時の防水仕様の種類」「防水層の撤去・非撤去」「改修工事防水仕様」が定められていて、防水材料メーカーもこの仕様に順じ、工法や仕様を決めて販売する。

あくまで基本仕様であり、実際の防水層の経過年数や劣化状態に応じて「撤去」「非撤去」の判断をすることとなり、この判断には明確な基準はないので、設計者や施工者の判断に委ねることとなる。

 

 そのため、露出防水の改修では、現場の状態を正確に判断して「撤去」「非撤去」を決める必要があり、どちらの仕様にするかで、「工事費用」と「耐久年数」に違いが生じることを理解する。

 

▢「露出防水」の工法の種類と考え方:

・露出防水は材料メーカーのカタログには一般的な期間として「13~15年」と記載されている。防水材の寿命として。 

 

・一般的なので、寿命が限界か、まだ寿命とは言えない場合の2パターンがある。どちらの状態かによって、防水工事の対応が違ってくる。

 

☑ここら辺は、「素人とプロの情報量の違い」「ビジネスが絡んでいる」の2つがまずある。

そして最終的には「ビジネス(工事をする)側の立場は、文句を言われず、お金を手に入れたい。依頼する(管理組合)側、防水材が限界かどうかは客観的な基準がない以上、工事するとなった以上、ある程度信頼して身を委ねるしかできない。であれば、今回の工事ではより長持ちすることができる材料を使い工事をしてもらい、次回の工事周期を延伸させ、長い目でみた防水工事のトータルコストを抑制したいが、最適解」というのが、私の個人的な見解です。

 

 最近は高耐久性の材料があり、その材料を使用することにより、修繕工事の周期を伸ばすことができる事例も知ることができるので。やる仮には、高耐久性材を用い、施工不良無く(場合により瑕疵保険でリスクヘッジし)工事してもらい、次に行う期間を引っ張ることにより、配管、玄関ドア、窓サッシ、電気設備等の工事費用に充当する。

 

 上記の発想、思考法で臨むべし!!

 

☑下地状態のチェックポイント:

※キーワード:防水工事では『既存下地の種類』『用いられている工法』『下地の劣化状態』を確認したうえで、下地処理を行うことを知る。

▢乾燥状態:

△乾燥が完全でないと、防水材の接着不良や浮き、剥離等の原因となり、防水が長持ちしないことに繋がる。

専用の水分計で計測し、水分率10%以下であることを確認することが大事。

☑上記以外の手法として、下地表面にビニールテープで四方を固定し、内部に付く、水滴で判断する方法もある。

 

▢下地コンクリートのひび割れ:

1mm以上の挙動があるクラックを「構造クラック」と言い、「構造クラック」箇所には、Uカットを施し、ウレタンシーリング処置をする必要がある。

☑コンクリートの打ち継ぎ目地で生じるコールドジョイント箇所には、Uカットした上で、エポキシ樹脂モルタルで平らにならす補修をする。

 

▢不陸の不良:

☑下地面に凹凸があることを「不陸」と言う。「不陸」がある場合、樹脂モルタルで調整を行う。

 

▢全体勾配:

☑一般的な陸屋根と言われる屋上は、最低で100分の1以上の勾配を取るように造られている。 修繕工事を行う際にも、勾配がきちんと確保できているかを確認し、そうでない場合、モルタルを塗り勾配を確保する処置を行う。

 

▢伸縮目地処理:

☑押さえコンクリート防水がされている場合、伸縮目地材を撤去し、バックアップ材を入れ、ウレタンシーリング材を充填し、更に「補強クロステープ」を貼る。

「補強クロステープ」は下地の押さえコンクリートが動いたときに、目地側のコンクリート隅に亀裂が入るの防ぐ効能がある。

「補強クロステープ」貼りは、密着工法、通気緩衝工法、どちらの場合でも行う必要あり。

▢ルーフドレン:

☑既存のルーフドレンは錆ている場合がほとんどなので、一度外し、接続箇所に錆止め処理をし、「改修用ドレン」を設置する。

「改修用ドレン」の設置には、専用の「エポキシ変成ウレタン樹脂接着剤」または「シーリング系接着剤」を使用する。

接着機能は、防水保証期間と同じ『10年以上の耐久性』が必要となるので、プライマー塗布してから、専用ボンドで接着することが大事。

 

▢季節性:

☑防水材は2成分形タイプがあり、工事をする時期の気温により、「硬化促進タイプ」と「標準タイプ」を使い分ける。

10度以下のときは、「硬化促進タイプ」を、10~30度のときは、「標準タイプ」を使用する。

湿度が90%以上の場合、接着不良や膨れが生じる場合があるため、工事を行わないこと。

☑防水材の硬化は、表面から内部に浸透するので、翌日には表面硬化しているが、内面までは硬化していないため重量物を置かないことに注意する。

 

膨らみなど、異変現象の3つの要因を知る:

☑その1:新築時がアスファルト押さえ工法で、修繕時に、防水層内部の水分を通気することができない「密着工法」で施工している。

 

☑その2:前回実施が「密着工法」であり、今回の修繕工事のときに「通気緩衝工法」で行った場合、下地の古い防水層の通気処理がされずに膨れが生じる。

 

☑その3:「通気緩衝工法」で工事をしたが、手摺り基礎や立上がり箇所が「密着工法」で施工されていて、その周辺部に雨水が侵入し膨れが生じる。

 

大塚さんの経験則では、膨らみの要因の9割以上が上記の3つによるものとお考えです。

 

防水工事の保証には、「免責事項」もある。仕上げ防水層は『下地からの影響を多く受ける』ため、防水工法の選択は、工事に詳しい専門家に相談し、協力体制で判断をすることが無難である。

 

塗り重ねでは対処できない防水工事の内容

☑その1:前回(初回)の下地処理は適切に行われておらず、「下地の目地」や「押さえコンクリートの表面処置」が必要となる場合。

 

☑その2:本来の防水修繕時期が大幅遅れ、塗り重ねができない状態まで、前回処置の防水層が劣化している。

 

☑その3:前回(初回)が工法の選択ミスで、本来「通気緩衝工法」で行わなければならないところを、「密着工法」で行っている場合。

 

大塚さんのお仕事柄(何か不具合が生じると責任の矛先が、全て工事会社に向かってしまう前提)の命題がこのワードに集約されていると思います。

【下地防水の状態がよくても、『既に寿命である』という認識が必要】

 

※著者の大塚さんは修繕工事を生業とされています。 お仕事上のポジショントークが入っていることはやむをざる得ないと、思われます。 

 

 ただし、管理組合側の立場で長期的視点で中立なコメントを擁護的にします、と防水工は確かに大事だが、他にも配管、窓サッシなどの交換でお金が掛かる』

 

 限られた予算の中で、業者さんが唱える周期で『借入をしないで』工事を行うための方法。 技術開発や企業努力によって『工事費用が安価』になれば、指示通りの周期で工事もできるのですが、に、どうしても落着点はなってしまいます…。

 

 

◎今回の防水工事のチェックポイントが書かれていましたね。 掘り下げて要点をよく理解することに努めましょう!!

 

 

◇定期的に修繕工事の設計や施工のセミナーに参加させてもらったいますNPO法人リニューアル技術開発協会さんが監修する本。 2014年11月 (株)日刊建設通信新聞社 発行 『新築現場が知らない知識-マンション修繕技術者の視点から-』より。

 第3章 章末コラム 「修繕工事を管理の視点から考える」 69ページ。

 

※本のタイトルが『新築現場が知らない知識』です。

新築時に『管理業務のことを、もっと配慮して設計と施工をしてくださいな』との執筆者の想いが綴られています。

 

☑1点目:避難ハッチの設置位置。下階の物干し金物の設置位置が固定されておらず、流動的?との指摘。<避難ハッチが機能しないことも想定されるのでは…。>

 

 

☑2点目:屋上に通じるタラップの設置位置。このケースでは、点検者や作業者自身の身の危険以外に資材や工具の運搬時の飛来や落下の危険性も想定されると、指摘。

 

 

☑3点目:洗濯機置き場の排水口のこと。 雑排水管の清掃時に、居住者と清掃業者で洗濯機が移動できないときはどうするの?があるので、それを想定すると、『排水口側の脇に清掃用具を入れられるスペースを設置』もしくは『かさ上げする架台を設置』など助言をされています。

 

 

☑4点目:廊下の散水栓が設置されていなことの指摘。散水栓は、共用廊下の清掃の際に使用するもの。

 

☑5点目:テレビブースターの単独電源回路の設置に関する指摘事項。テレビブースターの電源が廊下灯や共用コンセント等の回路からとられている場合が多く見受けられる、と。

 

 上記の場合、漏電によりブレーカーが落ちた場合、テレビブースターにも電気がいかず、各戸のテレビが映らない状況に陥ることになるので、『用途ごとに回路確保』をしておきたいところ、と。

 

 

〇修繕工事の現場で仕事をされている方は、自分たちの仕事のこと以外でも、災害時や想定されるトラブルに対し、このような対応策を示してくださったり、新築時の設計段階で改善を投げ掛けてくださることは、ありがたいことですね!

 

 

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2026年 6月23日

正直・節約マン(ション)

 小沼

 

※アメーバブログでも、同様の正直節約マンションをテーマにブログを書いています。

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長期修繕計画案を微調整できるようになるための礎を積み重ねる⑰【正しい屋上防水と間違った屋上防水・シーリング③続編】+公財マンション管理センター通信:宅配ボックス設置時の注意点

ブログを拝読頂き、ありがとうございます。

正直・節約マン(ション)小沼です。

 

◇先日は台風により東京も土砂降りでした。結構長い時間 雨が降っていた感覚です。河川の水量もキャパオーバー付近まで迫ったところもあったようです。 エリック・クラプトンも出没する市ヶ谷駅北側の釣り堀り、水没していましたね…( ゚Д゚)( ;∀;)

 


 2026年6月初旬に差し掛かる、15時40分台の空模様。 やけに遠くのレインボーブリッジがクッキリ見えます。 写真を撮り、ダイナミック編集ボタンでクッキリ感 増し増しにしてみましたが、遠くなので虹の橋は どこにあるか分かりにくいですね…。( `ー´)ノ(*´Д`)

 

 家で仕事しています。電話も鳴りません。話し相手もいないので、独り言をよく発しています。 マンネリです。 なので、日々 仕事をしている家のワーキングスペースからの眺めを時間帯を変えたり、スマホの編集ボタンを使ってみたりと、些細な気付きを無理やり 編集作業をしてみています。<実験精神(*´з`)(*_*)>

 

 さぁ書くマインドが盛り上がってきました。

 

 いつも、定期的に引用させてもらい、ありがとうございます!

公財マンション管理センター発行、月刊マンション管理センター通信 2025年12月号 28、29ページ

 

 

※キーワード:宅配ボックス使用に関わる関係者(プレーヤー)に、配達員(送り手)、所有者や賃借人(受け手)、管理する人、何日が経過しても荷物を取らないときの対応等(管理人、理事長など)の3者でしょうか。リアルな生活においては。

 

 それと、これは配達員(送り手)が考えなければならないことに、そのマンションの総戸数、グレード感、車を止めてから宅配ボックスまでの距離、宅配ボックスの収容区画数や大きさなどがあるようです。

 

 暗証番号の間違いは人為的なので、配達員ボケていなければ修正され、きちんと荷物は届くと思われます…。( `ー´)ノ(*´Д`)

 

 不在宅の荷物が宅配ボックスに保管できれば良いですが、そうでないときは応対に苦慮するであろうことは想像できます…。(*_*)

 

※国交省が事務局、有識者会議「ラストマイル配達の効率化等に向けた検討会」と、言葉では堅苦しいですが、配達員さんの苦悩を考えますと真剣に良い方法を模索、追求した方が良いですね。

 

※世帯数(総戸数)ボックス(収容区画)の割合は50%が好ましいとのこと。

100戸で50ボックス、300戸で150ボックス…。あまり見掛けたことがないような気が…。 宅配ボックスの設置場所の確保等 ハードルは高いと思われます。(*_*)('Д')

 

※ボックスの大きさは、日本宅配システムさんが過去の販売製品の利用実績、配送会社との情報交換で得て算出したものであるようです。 情報は宝なり、ですかね。

 

 

※宅配ボックスのメーカーが使用に際して個人情報の登録をするケースもあるが、情報流失リスクがあるため、そのような宅配ボックスはしようしないのが無難。「個人情報」も法律になってしまった以上、時間がもったいない展開に巻き込まれることも想定しなければなりません。 

 

 プライバシー保護の観点では良い法律と思いますが、それ以外では面倒であり、逆手にとり非生産的な応対しなければならないことも考えましょう。

 

 <アメリカさん、何でも便利、合理性を求める傾向にあるような気がしますが、その弊害として物価高など普通人が生活しにくくなっているのかなぁとも。UFCファイターのストックランドさんが日本に来たときのyoutube動画で『アメリカと比べて〇円も安い!』コメントを頻発していたのが、引っ掛かりました…。>

 

※「宅配ボックスの管理不要」を唱えているメーカーのものは使用しない。想定される不具合に故障のまま放置プレイ、ボックスが開かなくするいたずら、子供の閉じ込めなど。

 

※温度管理のこと。ふるさと納税等の普及によりクール便で送られてくる荷物も増加傾向。冷凍冷蔵機能のある宅配ボックスも。→ここまで求めるのは頑張ってお金を貯めて、そういった宅配ボックスがあるマンションを買いましょう…。としかコメントできません。( ;∀;)( ゚Д゚)

※宅配ボックスがあったとしても、管理規約で「想い荷物は置き配できる」ルールを設けるや、オートロック解錠システム<→これは配達員さんに暗証番号を教えることを意味する? 配達員さん性善説で定めるルールですね>など、 有識者さんたちが考えたことのようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

〇私が理事長をしているマンション、昨年2025年12月から宅配ボックス設置しました。総戸数に対するボックス数は…。です。 あまり深堀りしていませんが、今のところ、そう懸案事項もなく、機能していると思われます。

 

 あとは、エントランスホールや共用階段に夜間の一定時間は第三者が入れないようにすること、そう膨大な工事費用でなく、助成金の高補助率を受給した耐震診断と改修ですかね。 短中期の課題改善事項としましては。

 

 管理組合でまとまりながら、皆さんで少しずつ課題改善、付加価値創造に取り組んでいる次第です!

 

 

◇これから示す内容は、私が特に想いを込めて伝えたいことなので、ここ何回かの はてなブログに連続して掲載しますことをご理解くださいませ。

 

 売買仲介の取引において、大規模修繕工事、長期修繕計画案<案であり、あくまでプラン、決定事項ではない>のことについて、どこまで客観的且つ科学的指標で、お客様に寸評コメントができているのか? 自問自答は、つきません。

 

 想い浮かんだワードです。

 

・修繕工事を行なう意味合い。

『美観を良くする』

『機能向上もしくは機能維持』

『日常生活に支障をきたすことを予防、抑制』

『命に別状があると想定される事象を予防、抑制』

 

上記4つのポイントを、どういう内容をいくらの費用で、今 実施しなければならないか、もう少し周期を延ばしたり、仕様変更で費用を抑えられないか。

 

・チェックする立場の人は、どのような観点で見ているのか。

『設計仕様について、深堀りしてる』

『使用する材料の質、用いる工法、もう少しグレードを落とすと費用がいくらになり、

何が懸念されるか、その留意点』

『工事後に大掛かりでない、軽微な不具合が生じたとき、これはアフター保証の対象内かどうかの判断。施工業者への指摘』

 

・大規模修繕工事の実施した際のプロセス、背景はどうであったか?

『もし不具合が生じたら、どう責任を取るのですか?』と理事長もしくは、ごく少数の理事会メンバーに、業者側が攻め込む展開があったか。

 それに対し、理事会、管理組合側も あっさり応じて(屈して)しまったか、他の詳しい所有者、信頼できる専門家に相談し、理事会や管理組合で団結する機運を醸成したか、これも長い目で見たら、とても大事な視点です。

 

等のポイントを押さえた、客観的な寸評コメントができるようになりたいです。

 

 

<ここから、いつものひな型文に戻ります>

タイトルの件です。 大規模修繕工事のことは、一般人には分かりにくく、複雑です。

 

 そこを何とか、自分なりに細分化、嚙み砕いて理解したい想いと、来年2026年9月上旬に行われる(一社)マンション管理業協会 主催の民間資格「マンション維持修繕技術者」試験の勉強に参考となる。

 

 2つの理由で、書いています。 アメーバブログやはてなブログで、書き始めました。本を写経的に引用させて頂き、自身なりに気付いたことを、寸評的にコメントし、血となり肉となり、いつかはマンション管理士として、皆さんのお役に立てれば、という いきさつです。

 

 引き続き、ありがたくも写経的に引用させて頂きます。2021年4月 (株)セルバ出版 発行、一級建築士、一級建築施工管理技士の資格を持ち、修繕工事会社(株)スマイルユウ 代表 大塚義久さん著書『鉄骨と鉄筋コンクリートの建物修繕がわかる本』 第5章 「屋上防水修繕の必要性」 4節 139~141ページ。

 

※大塚さん指摘の防水修繕工事における注意点。<どこの修繕工事会社に依頼、どういう材料や工法で工事するかの前に、その会社の担当(現場代理人)と一緒にチェックしましょう。未然に防ぐために。>

△工事後、再発したときに行う繰り返しの工事費用

△誤った工法で実施したときの全面撤去費用

△下地処理を含めた再度の防水工事費用

 

→→→これは管理組合が負担するもの? 工事会社の施工ミスとして保険金でリカバリーできる瑕疵保険に加入しておくべきであると思います。

 

※現在のマンションの屋上はアスファルト防水押さえ工法が主に採用されていて、15~20年の長期耐用年数があると言われる。<この本は2021年発行ですが、それ以前のマンション(何年以降からかは深堀りしていませんが)も、ほぼアスファルト防水押さえ工法でしょう>

が、大塚さんは予防保全の大切さを唱えています。

 

 大事なのでその部分をそのまま引用。

アスファルト押さえ工法の場合は、新築時の「防水層」が押さえコンクリートの「下」にあるので、その防水層を直接維持修繕できない。そのため、内部の新築時の防水層は、そのままの状態で、表面の押さえコンクリートの「上」から、新たな防水施工を行う。

 

 仮に雨漏りしている場合も同様である。そのため、「上部に施工する新規の防水」は、『完全な水密性を確保する機能を持ちつつ、内部の水分を放出できる構造にする』ことが重要。

 

〇鉄筋コンクリート造マンションは初回のメンテナンス防水工事が重要。

大塚さんが立ち会った築40年目のマンションは、築20年で初回防水工事を実施。

 大塚さんが遭遇した状況。 防水層をはがすと、初回修繕の工法が空気の流通性のない密着工法で行われていて、脱気筒が全く機能しておらず。→→→工法の選択ミス

 

〇通気緩衝工法で行うべきところを、密着工法で行ってしまったときの対処方法:

・部分的な補修を繰り返し行う

・全面的に再度防水改修を行う

かの2択。

 

 どちらがより安全かは言うまでもなく<当然費用も上がるかと(前回防水工事した会社に何も補償はできないのでしょうか?入口段階でお互いに取り決めしておくなど)>

全面的に行うこと。

 

 その補修方法として、膨らみの出ているある程度広い範囲の防水層を撤去し、密着工法から通気緩衝工法に替えて行い、同時に所定の間隔で脱気筒を入れる。

 

△大塚さんがよく見掛ける間違ったやり方:

膨らみの出ている箇所ごとに脱気筒を部分的に入れ、補修工事をしてしまうのは全く無意味。 膨らみが広範囲に広がっているようであれば、全面的にその部分を撤去し、新たな防水工事をすることが必要。

 

⇨⇨⇨この箇所結構大事ですね。 どの修繕工事会社に初回防水工事を任せるか。

 

 きちんと工事を実施してもらうのは勿論ですが、施工ミスが起きた時の見極め、具体的には工事後の経過年数〇年以内は、その会社もしくは保険金が適用される方法で、入念且つ慎重に熟慮してから行うべきですね。 この内容を確認しますと。

  

 防水工事は『日常生活に支障をきたす部分』なので。

 

 

◇定期的に修繕工事の設計や施工のセミナーに参加させてもらったいますNPO法人リニューアル技術開発協会さんが監修する本。 2014年11月 (株)日刊建設通信新聞社 発行 『新築現場が知らない知識-マンション修繕技術者の視点から-』より。

 第3章 13節 シーリング③ 66~68ページ。

 

※このシーリング材の3つ修繕工法については、9月に実施される(一社)マンション管理業協会 主催の民間資格『マンション維持修繕技術者試験』に問題が出てきます。

 

 過去問だけの文字情報だけで問いの真意(出題者の意図)をイメージすることは、難しいときもあります。でも、こうして図解で見るとよく理解できます。

 

1)再充填工法:

・これは分かりやすく、既存のシーリング材を適切な方法で除去し、新たに同種または違う種類のシーリング材を充填する工法。

☑工事の際の留意点。下地がコンクリートであり、雨掛かり部ではコンクリートのアルカリにより、接着性が低下していることが多いため、できるだけシーリング材を撤去し、溶剤清掃をする必要がある。

 

☑サッシ等の金属部の場合、初期接着性が良ければ経年で接着性が低下することはほとんどないため、既存シーリング材を撤去するときは、被着体にキズをつけ、腐食が発生しないよう、既存シーリング材を1mm程度残す方が良い。

 

シリコーン系の場合、シリコーン系しか接着しないが、変成シリコーン系、ポリサルファイド系、ポリウレタン系では、他のシーリング材でも切断面に接着することを理解する。

 

 

 

2)拡幅再充填工法:

・既存の目地幅が不足している場合に、目地幅を拡大して新たに同種または異種のシーリング材を充填する工法。

☑この方法の留意点。工期が長くなり、多額の費用が掛かる。

ALC(軽量気泡)パネル等の目地の拡幅に適した工法。

 

 

3)ブリッジ工法:

・既存のシーリング材をそのまま残し、その上に新規のシーリング材ををブリッジ(橋)状に重ねて施工する工法。

〇比較的容易に施工できるので、工期も短く、それに伴い費用も安い!

意匠(見栄え)が変わることを管理組合に十分説明することに注意。

金属の笠木や方立間の目地ガラス廻りの目地に適した工法。

 

ブリッジ工法時の施工上の留意点。 既存シーリング材と新規シーリング材を『ボンドブレーカー等で縁(ふち)を切り』新規シーリング材の厚さは『10mm程度確保』する。

 

 

☑施工する前には、3つのシーリング材 修繕方法『性能』『作業環境(騒音・振動)』『意匠(見栄え)の変化の有無』『工期』『費用』の5つの項目の特徴(良し悪し)を管理組合に示し、何に重きを置いているかを確認する。

 

 

☑3つの工法の各項目の特徴(違い)を示し、優先度を照合するのと同時並行で、『目地設計は適切かどうか』『既存シーリング材は除去できるかどうか』『被着体の異常の有無』『目地の拡幅ができるかどうか』も確認し、適切な工法を判断することが大事。

 

 工事する前には、上記の表1と図4のフローチャートを併せて確認し、最適な工法で行うことが重要。

 

 

◎モアベターを追求することが、建築に携わる技術者の使命!!

 

 座学による知識、情報を植え付け、集積することも、必ずしや意味があり、何かしらの際に役立つと思います。常に何かに関連させられないか、ヒントにならないかをイメージトレーニングする習慣にしたいと思います。

 

◎大塚義久さん『建物の修繕が分かる本』やNPO法人リニューアル技術開発協会さん『新築現場が知らない知識』は建物全体や部位の構造を物理的部分、成り立ちから掘り下げて修繕することを考える、良い訓練になります!!

 

 

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2026年 6月8日

正直・節約マン(ション)

 小沼

 

※アメーバブログでも、同様の正直節約マンションをテーマにブログを書いています。

最後の方に私の好きなサブカル系音楽等の紹介も付しまして。お時間にゆとりがありますときに。

 

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